ベイマックスや嵐のBD発売で4月ビデオ売上は前年比134.2%。JVA発表

　日本映像ソフト協会(JVA)は9日、2015年4月度のビデオソフト売上速報を発表した。ソフト全体の売上金額は、前年同月比134.2%の193億4,400万円と大きく伸長。売上本数は同132.9%の658万6,000枚となった。BDとDVDの売上金額の割合は43.9:56.1で、DVDの割合がBDを上回っている。

　2015年4月のBDビデオ全体の売上金額は前年同月比157.1%の84億9,300万円で、数量は同172.4%の211万6,000枚。ビデオソフト全体におけるBDの金額構成比は43.9%で、数量の構成比は32.1%。内訳は、販売用の売上額が前年同月比160%の81億8,900万円、数量は同179.3%の185万5,000枚。レンタル店用は売上額が同99.3%の2億8,300万円、数量が同132.8%の25万5,000枚。

　DVDビデオ全体の売上額は前年同月比120.4%の108億5,100万円で、数量は同119.9%の447万枚と、BD同様に伸長。内訳を見ると、販売用DVDは前年同月比155.6%の72億6,000万円、数量は同119.5%の216万2,000枚。レンタル店用は売上額が同82.7%の35億4,500万円、数量は同120.4%の228万3,000枚。

　BD/DVDビデオソフト全体の販売用の売上金額は154億4,900万円で、前年同月比は157.9%と2桁伸長を記録。販売用BDの売上額は前年同月比160%の81億8,900万円、販売用DVDは同155.6%の72億6,000万円となっており、JVAは「『ARASHI BLAST in Hawaii』と『ベイマックス MovieNEX』という大きな作品がリリースされ、販売用の売上に大きく貢献した」としている。

　2015年4月度の新作BDビデオは、販売用が前年同月比101.2%の244タイトル、レンタルは同103.3%の31タイトル。新作DVDは販売用が同85.7%の389タイトル、レンタルは同74.6%の376タイトルだった。