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カスタムイヤフォンのJust earとウォークマン開発者に直接質問できるイベント

 カスタムイヤフォン「Just ear」の開発を手掛けるソニーエンジニアリングの松尾伴大氏と、ソニーのウォークマン開発担当者が一堂に集い、一般参加者と直接対話するという異色のイベントが、7月18日(土)に開催される。会場は東京ヒアリングケアセンター青山店で、時間は18日の15時から。参加無料で、予約は不要。

Just earの「XJE-MH1」作成例
ソニーエンジニアリングの松尾伴大氏

 4月に先行受注開始したJust earと、ウォークマンがコラボしたイベント。Just earの松尾氏と、ウォークマンの開発責任者、音響設計の責任者など、開発に関わった主要メンバーが出席するというもので、ヘッドフォン祭などのイベントには表に出ない開発者にも、直接質問できる。参加者の声が、開発中の次期モデルに反映される可能性もあるという。Just earやウォークマンのユーザー以外でも参加可能で、「AKなど他メーカーのユーザーさんもぜひ参加いただき、ウォークマンには無い魅力を語っていただいても結構です」としている。

 会場の東京ヒアリングケアセンター青山店ではJust earとウォークマンを組み合わせた試聴も行なえ、イベント開催前後にも終日可能。なお、翌日の19日は定休日だが、13時~18時の間は臨時営業するという。

 Just earのカスタムイヤフォンは、第1弾として「XJE-MH1」と「XJE-MH2」を展開。バランスド・アーマチュア型ドライバと13.5mm径ダイナミック型のハイブリッド型ユニットを採用したハイブリッド型で、ケーブルは着脱式。外耳道に収まる音導管部には、体温で柔らかくなる樹脂材料を使った「ダブルレイヤーフィットシェル」を採用しているのも特徴。

 XJE-MH1は、購入者の好みや使用環境に合わせて作る音質カスタムモデルで、想定価格は30万円前後。XJE-MH2はあらかじめ3種類の音質バリエーションを用意したプリセットモデルで、想定価格は20万円前後。完全受注生産で、音質カスタム/音質プリセットのどちらのモデルにも、購入には耳型の採取(9,000円)が必要。

(中林暁)