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オーテク、出力を強化したテレビ用手元スピーカー2機種

 オーディオテクニカは、テレビとステレオミニケーブルで接続し、音声が手元で聞けるスピーカー「SOUND ASSIST」シリーズの新モデルして、ステレオ仕様の「AT-SP230TV」と、モノラルの「AT-MSP56TV」を8月21日に発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は「AT-SP230TV」が4,500円前後、「AT-MSP56TV」が2,500円前後。カラーはホワイトで、AT-MSP56TVのみブラックモデルも用意する。

ステレオ仕様の「AT-SP230TV」

 どちらもステレオミニの入力ケーブルを装備し、テレビのイヤフォン出力などと接続。ユーザーの近くにスピーカーを設置する事で、自分だけテレビの音を聞く事ができる。子供が寝ていてテレビの音量を上げられない、テレビの音が聞こえづらいといった場合に利用できる。

 従来モデルと比べて出力をアップ。「テレビ側の音量が小さい場合でもスピーカー側でしっかりと音が聞き取れるようになった」という。

AT-MSP56TVはホワイトとブラックモデルを用意

 「AT-SP230TV」は、音声やセリフを聞きやすくする「はっきり音」機能を搭載。「AT-MSP56TV」もニュースの音声やドラマのセリフなどが聞きやすくなるよう、音圧を上げる独自の音質補正を行なっている。

 「AT-SP230TV」は一定時間テレビから音声の入力がない場合、本体電源が自動で待機状態になり、音声入力を感知すると電源が入る「自動電源オン/オフ機能」を装備。従来の内蔵式から切り替えスイッチを追加する事で、ユーザーが使用シーンに合わせ、同機能のON/OFFを選択できるようになった。

 どちらのモデルも、テレビとの接続ケーブルは長めの5m。使わないときは、ケーブルを本体に巻き付けて収納できる。

 「AT-SP230TV」のユニットは52mm径×2。最大出力は2,000mW×2ch。ステレオミニの入力に加え、ステレオミニのヘッドフォン出力も備えている。電源は単3電池×4本。連続使用時間は約50時間(3mW×2ch出力時)。外形寸法は170×86×105mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約465g(電池/ケーブル除く)。

 AT-MSP56TVは55mm径×1。最大出力は2,000mW。ステレオミニの入力に加え、ステレオミニのヘッドフォン出力も搭載。電源は単3電池×4本。連続使用時間は約70時間(3mW出力時)。外形寸法は90×89×133mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約294g(電池/ケーブル除く)。

(山崎健太郎)