QNAP、録画番組HDDを交換できるDTCP-IP対応TurboNAS

　テックウインドは、DTCP-IP対応で高い拡張性を備えたTurboNASシリーズ新製品「TS-231+」と「TS-431+」を9月上旬より発売する。HDDベイ2基の「TS-231+」と4基の「TS-431+」を用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格はTS-231+が39,800円前後、TS-431＋が69,800円前後。HDDは別売。

TS-231+

TS-431+

　DTCP-IPに対応し、デジタル放送録画番組をLAN経由でダビング/ストリーミング可能としたNASの新モデル。CPUを高速なARM Cortex-A15デュアルコア 1.4GHzに強化することで、連続読み込み性能200MB/Secを超えるパフォーマンスを実現。「動画コンテンツをストリーミング再生しながら、PCファイルをバックアップする」、といった多重処理実行時でも、性能の落ち込みを抑えて利用できるという。

　DTCP-IPサーバーはTwonkyServer DTCPで、DTCP-IPムーブとストリーミングに対応。録画/ダビングした番組に外出先からリモートアクセスして、スマートフォンやPCから再生することも可能となっている。また、スカパー! プレミアムサービスチューナの番組録画や、ダビングに活用できる「スカパー! プレミアムサービスLink(録画・ダビング)」に対応している。

　独自のGUIベース管理ソフトウェア「QTS4.1」により、リモートアクセス設定やクラウドバックアップ、オフラインビデオトランスコードにも対応する。メモリは1GB DDR3、Gigabit Ethernet×2やUSB 3.0×3を備えている。

TS-231+。2基のHDDカートリッジを利用できる

背面。Gigabit Ethernet×2を装備

　TS-231+とTS-431+の主な違いは搭載可能なHDD数で、TS-231+は2ベイ、TS-431+は4ベイ構成となる。HDDがカートリッジ交換式のため、ビデオテープのように録画番組のジャンルや家族で使い分けることも可能としている。