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ゼンハイザー、「HD 400」3機種やMOMENTUM In-Ear新色。密閉型上位機「HD 630VB」も
(2015/9/5 11:00)
ゼンハイザーは、ドイツ・ベルリンで9月4日~9月9日(現地時間)に開催している「IFA 2015」において、密閉型ヘッドフォンの「HD 400シリーズ」の新製品3モデルを発表した。上位モデルから順に「HD 471」、「HD 461」、「HD 451」で、価格は、HD 471が約99ユーロ、HD 461が約79ユーロ、HD 451が約49ユーロ。欧州では9月から秋にかけて順次発売する。
いずれもアラウンドイヤータイプの密閉型ヘッドフォンで、「より良い音へのステップアップを求める人に最適な選択」とするモデル。従来機種からデザインを見直し、装着性も改善したという。
ネオジウムマグネット搭載のユニットを備え、HD 451/461は強力な低音、HD 471はバランスの取れた原音に忠実なサウンドを追求している。
ねじれに強いヘッドバンドを採用。ケーブルは片出しで、こちらもねじれに強いという。HD 461/471は、ソフトなレザー調のイヤーパッドを採用し、長時間装着時の快適性を向上。両機種には、Android/iOS用のリモコンマイクを備えたモデルをそれぞれ用意する。さらに、HD 471には3mのケーブルや、ステレオ標準変換プラグ、キャリングポーチも同梱。
MOMENTUM In-Ear新色ブラッククローム。ハイエンドの密閉型「HD 630VB」も
'14年のIFAで発表し、日本でも販売中のカナル型イヤフォン「MOMENTUM In-Ear」に、新色のブラッククロームを追加することも発表した。カラー以外は、ワインレッドカラーの従来モデルと同じで、2色展開となる。
IFA 2015のゼンハイザーブースでは、このMOMENTUM In-Earのブラッククロームや、これまでドイツのHIGH END 2015や日本のヘッドフォン祭でも披露されたハイエンド向け密閉型ヘッドフォン「HD 630VB」を出展している。HD 630VBはハウジングに低音調整用のダイヤルを備えているのが特徴で、ハウジングは軽量なアルミ製。
このほかにも、日本でも発売された第2世代のMOMENTUMシリーズや、URBANITE XL WIRELESSなどを中心に展示している。