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旭化成、DoPからDSDなど「あらゆるハイレゾに対応する」サンプリングレートコンバータ

 旭化成エレクトロニクスは、同社DACなどにも採用しているVELVET SOUNDアーキテクチャを導入し、DSDとPCMの相互変換や、DoP(DSD over PCM)のDSD変換など、様々なハイレゾデータの変換が可能なサンプリングレートコンバータ「VERITA AK4137EQ」の販売を開始した。

サンプリングレートコンバータ「VERITA AK4137EQ」

 VELVET SOUNDアーキテクチャを採用した、フラグシップの32bitサンプリングレートコンバータ(SRC)。ネットワークオーディオ機器、SACDプレーヤーなど、ハイレゾ対応オーディオ機器、ハイエンド車載インフォテインメント機器などへの搭載を想定している。

 サンプリングレート周波数変換は8kHz~768kHz/32bitまで対応。DSDは11.2MHzまでサポート。PCMからPCM、DSDからDSDの変換に加え、PCMとDSDの相互変換、さらにDoPからDSD/PCMへの変換にも対応。「あらゆるハイレゾ音源に幅広く対応する」としている。

 ダイナミックレンジ186dB、業界最高水準という低歪(THD+N)-150dBを実現。IRD(Impulse Response Designed)フィルタも備え、32bit処理によりきめ細やかで自然な信号波形を再現できるという。好みやシーンに合わせ、4種類のサウンドカラーも選択可能。パッケージは48ピン LQFP(5×5mm)。

(山崎健太郎)