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パイオニア、クラブミュージック向けや重低音強化のBluetoothなどヘッドフォン4機種
(2015/10/14 17:30)
オンキヨー&パイオニアイノベーションズは、パイオニアブランドのヘッドフォン/イヤフォン新製品として、クラブミュージックを聴く喜びを追求したという「Superior Club Sound」シリーズなどを10月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、ハイレゾ対応ヘッドフォンの「SE-MX8」が19,800円前後、Bluetoothヘッドフォン「SE-MJ771BT」が9,980円前後、イヤフォンの「SE-CX7」が14,800円前後、「SE-CL712T」が1,980円前後。
ヘッドフォンの「SE-MX8」とイヤフォンの「SE-CX7」が「Superior Club Sound」シリーズ。Bluetoothヘッドフォン「SE-MJ771BT」は重低音再生が特徴の「BASS HEAD」シリーズとなる。
カラーバリエーションは、「SE-MX8」がメタリックブラック(K)とブライトシルバー(S)。「SE-MJ771BT」がブラック(K)とホワイト(W)。「SE-CX7」がマットブラック(K)とマットホワイト(W)。「SE-CL712T」がブラック(K)、ホワイト(W)、レッド(R)、ブルー(L)、ピンク(P)。
ハイレゾ対応ヘッドフォン「SE-MX8」
クラブミュージックの再生に最適という、自社開発の40mm径ドライバを搭載した密閉型ヘッドフォン。コンピューター解析やシミュレーションにより、振幅対称性を向上させることで低歪化、低域感度の向上、広帯域再生を実現。再生周波数帯域は5Hz~40kHzで、ハイレゾ再生に対応している。
ユニットにはCCAWボイスコイルと、駆動力を高める強磁力希土類マグネットも採用。「透き通った中高域再生と豊かで迫力のある低域を再生する」という。
ハウジング外部にチャンバーを設け、低域の再生能力向上と、騒音の遮音性を高めている。ハウジングのフロント容積を増やす事で、重低音と空気感を出す「クラブフロアにいるような臨場感ある音作り」としている。
レザータイプのヘッドバンドやイヤーパッド、アルミ製ハンガー、スピン加工を施したフェイスプレートなども搭載。コンパクトに折りたたむ事もできる。ケーブルは1.2mでOFCリッツ線を採用。iOS機器に対応するマイク付きリモコンも装備する。
出力音圧レベルは100dB。インピーダンスは45Ω。入力プラグは4極のステレオミニ。ケーブルを省いた重量は233g。
Bluetoothヘッドフォン「SE-MJ771BT」
Bluetoothによるワイヤレス再生が可能で、コーデックはSBC/AAC/aptXに対応。NFCもサポートしており、対応スマートフォンとワンタッチでペアリングできる。プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSPに対応。最大8台までのマルチペアリングに対応する。
ハウジングは密閉型。40mm径のドライバを搭載、重低音が特徴の「BASS HEAD」シリーズで培った重低音再生能力を備えているという。再生周波数帯域はBluetooth利用時で9Hz~22kHz。インピーダンスは32Ω。
ハウジング部にコントロールボタンを備え、音楽の再生・停止などの基本操作や、ハンズフリー通話も可能。ヘッドバンド部の折りたたみも可能。アプリの「Pioneer Wireless Streaming」にも対応しており、重低音を楽しむ「Club Sound Boost」機能やテンポコントロール、イコライザなどが利用できる。
内蔵バッテリで最大32時間の通信が可能(音楽再生時間含む)。バッテリが切れた場合でも、有線ケーブルで接続する事でパッシブ型のヘッドフォンとして音を出す事ができる。充電所要時間は約5時間。重量は215g。
低周波振動を発生させるイヤフォン「SE-CX7」
9.4mm径のダイナミック型ユニットを搭載したイヤフォン。新開発の「BASS EXCITER 2」を搭載。イヤフォンチップの先端から低周波振動を発生させる事で、強い低音を体験できるというもので、内部のスプリング形状を見直す事で従来よりも小型化を実現した。
振動板には特殊フィルムを使用。強磁力希土類マグネットを使った磁気回路も搭載。「迫力の重低音がクラブミュージックの楽しさを引き出す」という。再生周波数帯域は4Hz~30kHz。インピーダンスは28Ω。ケーブルは1.2m。
ハウジングはメタル調仕上げ。ハウジングの左右でカラーが異なる。耳のくぼみ部分にフィットさせるためのセルフフィットウィングも付属。iOS機器向けのマイク付きリモコンをケーブルに装備している。プラグは4極ステレオミニ。イヤーピースは3サイズ(S/M/L)。ケーブルを省いた重量は11g。