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AWAがAndroid Autoに対応、車載機器でも再生可能に。三菱がモーターショー展示

 定額制音楽配信サービスの「AWA」が、Googleの車載向けプラットフォームの「Android Auto」に10月27日より対応。これにより、カーオーディオなどの対応機器でAWAを利用可能になる。10月30日に東京ビックサイトで開幕する「第44回東京モーターショー2015」において、三菱自動車の「Android Auto対応スマートフォン連携ディスプレイオーディオ展示ブース」(東棟EP06)で体験できる。

AWAの車載機器での再生画面

 AWAがAndroid Autoに対応したことで、対応車種の車載ディスプレイ画面からの操作でAWAが利用できるようになった。スマホなどで聴いているプレイリストや曲をそのまま楽しめるほか、オフラインモードに設定している曲も聴くことが可能。

 今後も様々な車載端末への対応を進め、カーナビのGPSと連動させることで場所やシーンなどに最適なプレイリストをリコメンドするといった、ドライブ向けの機能なども開発する予定。

 AWAは現在580万ダウンロード、プレイリスト作成数は累計350万を突破。累計再生回数は11億回を超え、配信楽曲数は2015年内に3,000万曲配信を予定している。11月下旬にはPCに対応する予定。

 Anrdoid Autoは、Androidスマートフォンをカーナビなどの車載機器に接続して利用可能にするプラットフォーム。現在は米国やイギリスなど11カ国で提供されているが、日本でのサービス提供時期は明らかにされていない。

プレイリストなどスマホ向けの機能が車載機器でも利用可能になる

(中林暁)