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エレコム、液晶ポリマーフィルム振動板のハイレゾ対応ヘッドフォン
（2015/11/4 12:58）
エレコムは、液晶ポリマー(LCP)フィルムの振動板を搭載したハイレゾ対応ヘッドフォン「EHP-R/OH2000ABK」を11月中旬に発売する。価格は38,260円。スマートフォン向けにマイクリモコンが付いた「EHP-R/OH2000MBK」も39,150円で同じく11月中旬に発売する。
2モデルとも、43mmのダイナミック型ドライバを搭載し、再生周波数帯域が20Hz～40kHzのハイレゾ対応ヘッドフォン。「EHP-R/OH2000MBK」のみケーブルにマイクリモコンを備えており、それ以外のヘッドフォン部分は共通。
振動板には、剛性が高い日本製の液晶ポリマー(LCP)フィルムを採用し、不要な振動を抑えて高解像度なサウンドを再現したのが特徴。ハウジングは剛性の高いアルミ素材により不要振動を排除し、堅牢性と軽量化を実現。また、ハウジングをラウンド形状にすることで、チャンバー内の音が多方向に効率良く分散できるようにした。「まるでライブ会場にいるような臨場感と空気感で、ダイナミックかつ解像度の高い繊細な音を楽しめる」としている。
ケーブルは銀コートOFC高純度銅線を使用。ケーブル内で左右のグランドケーブルを独立分離して4線化することで左右間の静電ノイズや電磁ノイズの低減を図っている。なお、プラグ部はプレーヤー/アンプとのグランド分離接続対応ではなく、3極ステレオミニ(EHP-R/OH2000ABK)や、マイクリモコン対応の4極ステレオミニ(EHP-R/OH2000MBK)。
イヤーパッドは、プロテインレザーの立体縫製に低反発クッションを採用。耳を包み込むように密閉することで低音の再現性を向上させ、長時間の装着でも疲れにくいという。ヘッドバンドには側圧の強度を高める高剛性ステンレスアームを使用し、装着時のズレを抑制。3Dイヤーパッドにより適度な装着感を実現するという。
ケーブル長は片出し/1.2mで、顔の輪郭に沿うようにケーブルの付け根を内側に傾斜させている。ハウジング部はアームの内側に折り畳んでコンパクトに持ち運べる。スマートフォン用のEHP-R/OH2000MBKは、着信応答や再生などが可能なコントローラをケーブル部に装備する。ケーブルを除く重量は両モデルとも約180g。
