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LG、4K/27型のフレームレス液晶。PCソフトごとに自動でOSD設定変更も
(2015/11/25 15:58)
LGエレクトロニクス・ジャパンは、狭額縁の“フレームレス”デザインを採用した4K解像度の27型液晶ディスプレイ「27UD68-W」を、12月22日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は67,000円前後。
4K/3,840×2,160ドットの27型AH-IPSパネルを搭載した液晶ディスプレイで、7月に発売した「27MU67-B」をベースに、デザインやユーザービリティを向上させたというモデル。4K/60HzやHDCP 2.2対応のHDMI端子を2系統備え、AMDのFreeSyncテクノロジー対応により、PCゲームなどの表示性能向上を図っているほか、10bitカラー表示、sRGB比99%の色域などの特徴を継承する。
従来モデルからの変更点として、上部と左右の最小ベゼル幅9.1mm(フレーム+非表示領域)まで狭額縁化したことで、映像視聴への没入感を高めるという。下部のベゼル幅は20.4mm。スタンドも変更し、半円形の「アークラインスタンド」を採用。薄型のベゼルを引き立たせるブラックとシルバーの配色や、背面にホワイトを配したデザインに仕上げている。
低解像度の映像をアップコンバートする超解像技術「SUPER+ Resolution」や、映像の暗くて見づらい部分を認識して明るく映し出す「ブラックスタビライザー」を引き続き搭載。「フリッカーセーフ」や「ブルーライト低減モード」も利用できる。輝度は300cd/m2。コントラスト比は1,000:1(最大500万:1)、応答速度は5ms(グレー to グレー)、視野角は上下左右178度。
新たに、ディスプレイの基本設定を本体ボタンではなくパソコンのOS上で操作できるOn Screen Control機能に対応。ExcelやWindows Media Playerなど使用するソフトごとにピクチャーモードをあらかじめ設定することで、該当ソフトの起動またはウィンドウ選択時に自動で適用される。なお、従来から搭載されていたScreen Split機能もこのソフトウェアに統合。OSDの詳細設定時は、「OSDジョイスティック」で設定できる。
HDMI以外に、DisplayPortも1系統装備。スタンドは-2~15度のチルト角度調整に対応。ヘッドフォン出力を1系統装備しており、スピーカーは搭載しない。スタンドを含む外形寸法は約615×186×456mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.9kg。消費電力は39W、待機時は0.5W。