ニュース

ハイレゾ対応スーパーツイータ付属の雑誌「DigiFi 20号」30日発売。2号合わせてSP完成

 ステレオサウンドは、40kHzまでの再生が可能なスーパーツイータユニット(ペア)が付録として同梱されるPCオーディオ専門誌「DigiFi(デジファイ)」第20号を11月30日に発売する。価格は4,611円。

「DigiFi」第20号に付属するスーパーツイータユニット
「DigiFi」第20号

 既報の通り、8月に発売された「DigiFi」第19号にはグラスファイバー振動板を採用したフルレンジスピーカーユニット(再生周波数帯域110Hz~20kHz)が付属している。20号には、このフルレンジとマッチングをとった、2~40kHzまで再生可能なハイレゾ対応スーパーツイータが付属。2つのユニットを組み合わせる事で、ハイレゾ対応2ウェイスピーカーが完成する。

 スーパーツイータも、開発はOlasonic(東和電子)が担当。低価格なユニットでは磁気回路にフェライトマグネットが用いられる事が多いが、可聴帯域外まで充分に伸びた周波数特性を得ようとすると、サイズが大きくなり、デザインや使い勝手の点で制約が出るという問題がある。そこで、高価なネオジウムマグネットを採用することを決断したという。その結果、ワイドな再生周波数帯域と、コンパクトさを両立したという。

下にあるのが19号に付属するフルレンジユニット

 インピーダンスは8Ω、出力音圧レベルは88dB。最大入力は15W。マグネットは直径15.5mm。振動板はポリエステルで18mm径。サイズは77.6×12.5mm(幅×高さ)、重量は36g(接続端子部含まず)。ローカット用コンデンサ(1μF)×2、ガスケット×2、取付用ネジ×6が付属。接続用線材、スピーカーターミナルなどが別途必要となる。

 着脱式のフランジ(外周フレーム)を備えており、そのままで、雑誌付録用などとしてすでに流通しているエンクロージャ(キット)に装着できる。さらに、3本のビスを緩めて中央のコア部分を取り外すと、さらに容積の小さなケースやスタンドへの装着も可能。手持ちのスピーカーの上に設置して利用する事もできる。

 第20号の発売を記念し、オリジナルツイータスタンドとバスレフエンクロージャをセットにした商品も数量限定で用意。個別に購入するよりも1,540円低価格になっており、ステレオサウンドのオンラインストアで取り扱っている。

着脱式のフランジ(外周フレーム)を備えている
別売エンクロージャと組み合わせた完成形のイメージ

イベントも開催

 12月12日12時~19時には、付録の使い方特別相談会や、専用エンクロージャの特別内見会も開催される。会場は東京駅に近い、オンキヨー八重洲ビル 地下1階マリンシアター(東京都中央区八重洲2-3-12)。

Amazonで購入
DigiFi
No.20
ハイレゾ対応
スーパーツイータ
特別付録
DigiFi
No.19
8cmグラスファイバー
振動板フルレンジ
スピーカーユニット
特別付録

(山崎健太郎)