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V-Low放送「i-dio」対応SIMフリースマホ「i-dio Phone」が12月21日発売。約3万円
(2015/12/17 11:48)
2016年3月に東京、大阪、福岡で開始されるVHF-Low帯を使った新放送サービス「i-dio(アイディオ)」の受信対応のSIMフリースマートフォン「i-dio Phone」が12月21日より発売される。i-dioの基幹放送局提供事業者であるVIPが、コヴィアと共同開発したスマートフォンで、ビックカメラ全店舗とヨドバシカメラ一部店舗、Amazon.co.jpで販売する。ビックカメラでは29,800円で予約を受付けている。
V-Lowマルチメディア放送は、地上アナログテレビ放送終了後に空いたVHF-Low帯(99MHz~108MHz)を使ったマルチメディア放送。音声だけでなく、映像やデータ放送も活用する。「i-dio」はそのコミュニケーションネームとなる。
放送局設備を提供するハード事業者のVIPと、 放送設備を借り受けて各地域ごとに基幹放送業務を行なうソフト事業者(東京マルチメディア放送など全国7ブロック6社)が分かれており、i-dio PhoneはVIPから発売される。
i-dio Phoneは、i-dioのほか、ワンセグとFMラジオにも対応した3波対応のAndroid 5.1スマートフォン。液晶は720×1,280ドットのIPSで、1.2GHzのクアッドコアプロセッサーや、2GBメモリ、16GBストレージメモリなどを搭載。カメラは800万画素と200万画素。通信方式はNTTドコモのNTTドコモのFOMAエリア(2,100MHz)とFOMAプラスエリア(800MHz)に加え、LTE(FDDLTE:Band 1,3,19,21[2,100/1,800/800/1,500MHz])に対応する。
USB OtGにも対応し、ハイレゾ音源を再生するための外部USB DACとの利用も可能。バッテリは容量3,000mAhリチウムイオンで、交換可能。Quick Charge 2.0にも対応し、対応のAC充電器を利用した急速充電が行なえる。外形寸法は143.7×71.5×10.6mm(縦×横×厚み)、重量は約158g。