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MQA対応機器やサービスが拡大へ。HTCのスマホや2Lなど

 英Meridian Audioは4日(米国時間)、「MQA」オーディオフォーマットを採用したスマートフォンや配信サービスの拡大を発表した。6日から米国で開催されるCES 2016では、HTCがスマートフォン「HTC One A9」を使ったMQA対応のデモを行なうほか、音楽配信サービスの2Lとの協力や、AurenderやAURALiCなどメーカーから対応機器が紹介される。

 MQA(Master Quality Authenticated)は、Meridianによる新たなロスレスオーディオフォーマット。今回HTCのデモにより、スマートフォンでも利用可能であることを訴求するとともに、音楽配信サービスとして2Lも対応を表明した。なお、Onkyo Music(日本ではe-onkyo music)やHQMのほか、TIDALや7Digitalなども、2016年中のMQA対応を予定している。

 加えて、BluesoundやAURALiC、Aurenderらが、新たにMQA対応を表明。AURALiCは、ARIES、ARIES LE、ARIES MINIなどの製品でMQAに対応し、CESでもデモを行なう。Berkeley AudioやdCS、クリプトン、lxionらMQA対応製品を計画中という。すでにMQA対応を表明しているMeridian Audio、Mytek、オンキヨー、パイオニアらに加え、2016年はMQA対応サービス/ハードウェアを拡大していく。

(臼田勤哉)