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ディズニープラスとDMM TVのセットプラン。「日本のエンタメファンのニーズに応えるもの」
2025年5月29日 14:00
ウォルト・ディズニー・ジャパンとDMM.comは、動画配信サービス「ディズニープラス」と「DMM TV」を楽しめるセットプラン「DMM | Disney+ セットプラン」を、6月4日から提供開始する。月額料金は「DMM | Disney+ スタンダード」が1,390円、「DMM | Disney+ プレミアム」が1,690円。
ディズニープラスを最高フルHD&5.1chサラウンドで楽しめるスタンダードプランは単体の月額料金に追加250円で、最高4K HDR&Dolby Atmosで楽しめるプレミアムプランは追加170円で、DMM TV(通常月額550円)も利用できる形となる。
セットプラン提供を記念して、6月4日から7月31日までの間、ポイント還元キャンペーンも実施。期間中に初めて「DMM | Disney+ セットプラン」に登録した人全員にDMMポイントが付与される。付与ポイントはセットプランのスタンダードで1,390ポイント、プレミアムで1,690ポイント。
すでにDMMプレミアム、またはディズニープラスに登録している場合でも、セットプランに新規登録すればキャンペーンの対象となる。なお、付与されるDMMポイントはセットプランの月額料金には充当できない。
このセットプランについて、ウォルト・ディズニー・ジャパンは「ディズニープラスが見放題独占配信し拡大し続けるディズニー作品とDMM TVの国内最大数の見放題新作アニメを含む圧倒的なコンテンツが一気に揃う、日本のエンターテイメントファンのニーズに応えるもの」だと説明している。
DMM TVとディズニープラスのセットで「誰もが好きを見つけられるエンタメ体験」提供
DMM TVは2022年12月1日にサービスを開始。当初は国内アニメを中心にコンテンツを取り揃えていたが、オリジナルバラエティの「大脱走」やドラマ「ケンシロウによろしく」といったオリジナルコンテンツにも注力。今年1月から配信している、のんと藤ヶ谷太輔出演のドラマ「幸せカナコの殺し屋生活」が10万人以上の新規ユーザーに視聴されるなど、人気を集めているという。
これに応じるようにユーザー数も伸長。2025年3月には有料プランの会員数が約128万人を突破し、2026年1月には約188万人に到達する見込みとのこと。またDMMプレミアム会員の年代比率も10~20代が44%を占めるなど、若年層の認知も広がっているとした。
DMM.comの村中悠介COOは「(サービス開始当初から)アニメに注力することでコアファンを獲得でき、その後に実写ドラマなどの自社コンテンツを作ることでユーザーの拡大を図ることができました。またDAZNやpixivとのセットプランを提供することで、認知も広がっています」とコメント。
「私たちはディズニープラスとは異なる領域でプラットフォームを展開してきたと認識しています。DMM TVは『アニメを観るならDMM』のイメージを確立し、アニメのコアファンをはじめとして、国内のエンタメをより深く楽しみたい層に受け入れられていると実感しています」
「ディズニープラスは劇場映画などのヒット作品、ホットな作品に加え、新作のオリジナルドラマなどを見放題独占配信し、ディズニープラスでしか楽しめないものを強みとして拡大してきたと認識しています」
「(DMM TVとディズニープラスは)似ているようで、実際はあまり被っていなかったのかなと思っております。このように異なる方向性でやっていた、お互いのサービスが日本のエンタメ市場を盛り上げるという目的のもと、垣根を超えて提供するのが、今回のセットプランになります」
「特に国内ユーザーからの人気が高いアニメーション作品においては、両社が連携することでラインナップを大幅に拡大できると考えています。アニメ・エンタメファンの『好き』に向き合ってきたDMMとディズニープラスだからこそ、『誰もが好きを見つけられるエンタメ体験』を提供できると考えています」と、語った。
また、ウォルト・ディズニー・ジャパンの小林信一バイスプレジデントも「ディズニープラスではあらゆるエンターテイメントファンのみたいが見つかる、ディズニーならではの魅力的なラインナップを拡充し続けています。ディズニーは日本において65年に渡って多くの企業とパートナーシップを築きながら、豊かなエンターテイメント体験をお届けしてきました。このたびDMMと非常に嬉しい縁をいただいて、両社の強みを結集した素晴らしいセットプランとして、日本のコンテンツファンに多様な選択肢を提供して、ニーズに応えていきたいと考えています」とした。