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トーレンスから「TD124DD」の受注生産モデル。専用カートリッジも
2026年6月2日 12:30
PDNは、トーレンス(THORENS)ブランドの新製品として、ターンテーブル「TD124DD」をベースに新たしい専用コンポーネントを搭載した受注生産モデル「TD124DD Exclusive」を7月1日に発売する。価格は330万円。
合わせて、TD124DD Exclusive専用のEMT設計を施したMCカートリッジ「Thorens EMT Tondose 124 Exclusive」も同時発売する。価格は110万円。
ターンテーブル「TD124DD Exclusive」
TD124DD Exclusiveは、伝説的ターンテーブル「TD124」を現代の技術でリファインし復活させた「TD124DD」(25年発売、198万円)の特別モデル。仕上げはハイグロス・ウォルナット。
アナログ音楽再生を基準レベルに引き上げる専用コンポーネントを搭載することで、着実な進化を実現。「極めて高い音質と優れたデザインを備え、最高級プレーヤーに新たな指標を提示した」とする。
新しい12インチ・TP124トーンアームを搭載。全長の延長により、トラッキングエラー角が大幅に減少。歪みを最小限に抑えた。
さらにトーンアームの内部配線はZavfino社製の純銀ケーブルを使い、出力に至るまで最高の信号純度を実現。特に低出力のMCカートリッジに対して顕著な結果をもたらすという。
プラッターも改良された。TD124DD Exclusiveでは、TD124DDのアルミニウムプラッターに5mm厚・3kgの銅板を接合した二重構造を採用。質量の増加だけでなく、2つの異なる素材の相互作用により共振を低減、音質向上を実現した。余裕あるプラッターベアリングのため、「重量増加に伴うベアリングの懸念は不要」とのこと。
ダイレクトドライブモーターには、12極積層ケイ素鋼鉄芯を採用。これにより、高効率かつ安定した性能を実現。900RPM分解能の光学センサーによる精密な速度検出と制御、さらに先進的な正弦波モーター制御アルゴリズムによるスムーズで低振動の回転を確保した。
外部リニア電源ユニット「TPN124」を標準装備。余裕のあるサイズのトロイダルトランスが採用されており、既存のフィルタリング容量とともに、想定される通常の使用条件下で必要な電圧を供給する。電源の問題による音楽信号のわずかな乱れが大幅に低減されるほか、クリーンな電力供給により、TD124DD Exclusiveの持つポテンシャルを引き出すという。
本体背面には、アンバランス出力に加えて、バランスXLRコネクターを搭載。フォノ信号は大幅に増幅する必要があるため、電気的干渉に対して特に敏感とされる。MCカートリッジを使用し、フォノ・プリアンプを備えたハイエンド・システムにバランス接続すれば、最適な信号伝送と高品位なサウンド再生環境を構築できる。
回転数は33.3、45rpm。ワウ・フラッターは0.04%(DIN)、0.025%(WRMS)。トーンアーム有効長は309.0mm、オーバーハングは17.8mm、実効質量は20g。
外形寸法は510×352×190mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は15kg。
MCカートリッジ「Thorens EMT Tondose 124 Exclusive」
スイスEMT Tontechnikと新規共同開発した、専用カートリッジ。デザインは、プロ無線技術からの伝説的な「Tondose」を彷彿させるが、12インチTP124トーンアーム向けに最適化されている。
純金のコイルワイヤーと内部配線、ルビーカンチレバー、マグネシウムボディ、そしてレコードカッティング用の刃に最も近い形状のガイガーカット針という最高級の素材と最高の精度でハンドメイドされているのが特徴。
SMEコネクターを備えており、「最大限の互換性と安定した機械的接続を保証する」とのこと。
ボディはマグネシウムで、チャンネルセパレーションは38dB(1kHz)。出力電圧は0.80mV(1kHz、5cm/sec)、推奨針圧は1.8~2.2g(標準2.0g)。推奨負荷インピーダンスは100~120Ω、カートリッジ質量は25g。







