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Sonosのワイヤレスヘッドフォン「Ace」で、サラウンドサウンド機能「TrueCinema」利用可能に

Sonos Ace

Sonosは、ワイヤレスヘッドフォン「Sonos Ace」のソフトウェアアップデートを提供開始。サラウンドサウンド機能「TrueCinema」が使えるようになるほか、2人同時にテレビ音声を楽しめる「TV Audio Swap」機能や、アクティブノイズキャンセル(ANC)、通話音声がさらに進化する。

TrueCinemaでは、リスナーの空間に合わせて⾳響を補正・最適化することで、⽴体的な3Dオーディオシステムがヘッドフォンの中にあるかのような臨場感を実現する機能。

Sonosスピーカーで採用されている部屋の壁、家具、その他の面からの音の反射を測定して音質を向上させる「Trueplay」技術を活用しており、Sonos Aceを装着した状態で視聴位置に座り、測定を開始すると、Sonos製サウンドバーから測定用のトーン音が発せられる。

これをSonos Ace内蔵のマイクで計測することで部屋の環境を解析。部屋の環境データを空間オーディオのレンダリングの中にレイヤーとして組み込むことで、広がりのあるサウンドを実現する。

対応のSonosのサウンドバーに接続することで、2人のリスナーがそれぞれのAceで同じTV音声を楽しめるTV Audio Swap機能もアップデート。パーソナルかつシネマティックな⾳響体験を共有できるとしている。

ANCは、髪型や眼鏡、帽⼦などの装着状況をリアルタイムで検知し、⾳漏れを補正。どのような状況でも途切れのない快適なリスニング体験ができるようになるという。

通話機能では、ANCオンの状態でも⾃分の声が⾃然に聞こえる「SideTone」機能により、よりクリアで⾃然な会話が可能になる。