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ジブリ「海がきこえる」のサントラが限定カセットテープに。再上映記念

(c)1993 Saeko Himuro/Keiko Niwa/Studio Ghibli,N

スタジオジブリの長編アニメ「海がきこえる」のリバイバル上映を記念し、同作のサントラを収録した限定カセットテープが7月4日より順次販売される。価格は2,300円。

「海がきこえる」を手掛けた永田茂氏の劇伴10曲を、'90年代前半を象徴する「カセットテープ」に収録した。

(c)1993 Saeko Himuro/Keiko Niwa/Studio Ghibli,N

「当時をリアルに知る人には懐かしく、初めて触れる人にとっては新鮮なアイテム。『海がきこえる』の美しい旋律をより深く味わうことができる、アナログテープならではの温もりある音質をぜひ体感してださい」としている。販売は、一部上映劇場(7月4日から)と、Filmarks Store(7月11日12時から)。

カセットテープ以外にも、復刻パンフレットやポストカード、Tシャツなどのグッズも用意する。

(c)1993 Saeko Himuro/Keiko Niwa/Studio Ghibli,N

「海がきこえる」復刻パンフレットは、1993年に制作された宣伝用パンフレット(編集:アニメージュ編集部/発行:徳間書店・日本テレビ・スタジオジブリ)をもとに、可能な限り当時のまま今回の全国リバイバル上映用に復刻したもの。

原作者の氷室冴子氏をはじめ、望月智充氏(監督)、近藤勝也氏(作画監督)、高橋望氏(プロデューサー)のインタビューや、アニメージュ編集部による解説などを掲載している。A4サイズ16ページで、価格は1,100円。

復刻パンフレット
(c)1993 Saeko Himuro/Keiko Niwa/Studio Ghibli,N
特別編集ZINEとセットになった復刻パンフレットも用意する
(c)1993 Saeko Himuro/Keiko Niwa/Studio Ghibli,N

「海がきこえる」原作小説 挿画ポストカードセットも販売。月刊誌「アニメージュ」での氷室冴子原作「海がきこえる」連載時に描き下ろされた、近藤勝也氏による挿画から厳選した5点がセットになっている。

「優しい色味と繊細なタッチで描かれた里伽子と拓と松野は、ずっと眺めていたくなるほどの美しさ」になっているとのこと。価格は880円。

挿画ポストカードセット
(c)1993 Saeko Himuro/Keiko Niwa/Studio Ghibli,N

Filmarksのアパレルブランドである“Filmarks Culture Wear”と、「海がきこえる」のコラボTシャツも登場。フロント胸元には作品ロゴを配置。背面には、今回のリバイバル上映のために特別にデザインされたポスターを大きくプリントした。

「時刻表のディテールに象徴される“現実感”と、ジブリ作品らしい繊細な人物描写、その異なる魅力を1枚に融合させるために、調整と試し刷りを重ねながら細部までこだわり抜きました。作品世界の空気感を、日常の中で自然に纏える一枚に仕上げています」とのこと。サイズはS・M・L・XL・XXLで、価格は5,940円。

(c)1993 Saeko Himuro/Keiko Niwa/Studio Ghibli,N
(c)1993 Saeko Himuro/Keiko Niwa/Studio Ghibli,N

なお、7月21日の「海の日」に合わせた入場者限定プレゼントも用意。吉祥寺駅のホームに立つ姿が清々しい里伽子のシーンを使用した記念アイテム、クリアポストカードを7月21日に限り、入場者に先着・数量限定で配布する。

(c)1993 Saeko Himuro/Keiko Niwa/Studio Ghibli,N
(c)1993 Saeko Himuro/Keiko Niwa/Studio Ghibli,N

「海がきこえる」は、月刊「アニメージュ」で連載された作家・氷室冴子の原作小説をスタジオジブリの若手スタッフが中心になって1993年に長編アニメーション化、テレビスペシャルとして放映された作品。高知と東京を舞台に、10代の終わりが近づく3人の若者たちの繊細な心の揺らぎや葛藤に向き合う青春模様をみずみずしく描き出している。

リバイバル上映は、7月4日から3週間限定で実施。劇場は全国171館。料金は大人1,600円、高校生以下は1,000円。

【予告編】90年代名作アニメーション 初の全国上映!スタジオジブリ『海がきこえる』7月4日(金)より <3週間限定>で全国リバイバル上映決定!