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SOtM、特別設計のハイエンドオーディオ向けサーバ「sMS-2000」

ブライト―ンは、SOtM(ソム)ブランドの新製品として、ハイエンドオーディオ向けのネットワークサーバー「sMS-2000」を発売開始する。Black、Silverの2色展開で、価格は209万円。

サーバー単体販売に加え、各種アクセサリーをセットにした「sMS-2000PS」(LAN、USB用電源ユニット、DC Yケーブル付属)、「sMS-2000PSMC」(マスタークロック、LAN、USB用電源ユニット、DC Yケーブル、クロックケーブル付属)もラインナップ。価格は、sMS-2000PSが231万円(銀線仕様)と228.8万円(銅線)、sMS-2000PSMCが297万円(銀線)と294.8万円(銅線)。

「SOtMが10年以上にわたる綿密な準備を経て開発した」という、オーディオ向けのネットワークサーバー。標準ストレージは4TB SSD(M.2)で、追加も可能。最大でSATA SSDを6台追加できるという(48TB以上をサポート)。

数多くのユーザーから高い評価を得ているというマザーボード「sMB-Q370」と、Intel i9-9900K processorを搭載。オペレーティングシステムには、Linuxベースの「Eunhasu OS」を採用した。

同OSは、Roon、MPD、DLNAなど様々なオーディオ再生ソフトウェアを自由に起動・停止・設定できるよう特別に設計。「不要な機能を排除し、独自のハードウェア制御機能を提供することで、比類のない聴覚体験を提供する」という。

ATX電源ユニットは「sPM-ATX100」。特別設計のATX電源ケーブルにより、従来のデジタル機器の限界を凌駕する卓越したパフォーマンスを実現するとのこと。ほかにも、USBホストカードにtX-USBx10G、EthernetカードにsNI-1G、オーディクロックにsCLK-EXなどを採用することでハイエンドオーディオクオリティを目指している。

外形寸法/重量は、サーバー本体が445×394×115mm/10kg、電源部が106×48×230mm/2kg、マスタークロック部が106×48×245mm/1.5kg。