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Beat Audio、中域をリッチに、低域をブーストした「Silversonic MkVIII」

「Silversonic MkVIII」

ミックスウェーブは、Beat Audioより、銀合金導体を使ったイヤフォン用リケーブルのエントリーモデル「Silversonic MkVIII」を、7月31日に発売する。導体数4本の4-Wireモデル、8本の8-Wireモデルがあり、それぞれにMMCXモデル、Customモデルを用意した計4種展開。入力端子は5極4.4mmバランスで共通。価格はオープン、市場想定価格は29,660~43,610円前後。

メインのコアと周辺のコアで線材を分けて採用。メインコアは金属の配合を見直すことで、中域をよりリッチにチューニングしたという。周辺コアは前モデルに比べて、メインコア導体線の倍近い線に増やすことで低域を強化した。

4-WireのCustomコネクタモデル
4-WireのMMCXコネクタモデル

最新チューニングの「Multi-Layer Collaboration」も採用した。これは各導体を独立させることで、担当する音域を区分けし、「繊細な明瞭感、伸びがある高域と聴感上で中域と低域それぞれが滑らかにブレンドし、温かみがあるナチュラルな音を生み出す」というもの。

またメインコア導体は、表面積を大きく、長さを短く、周辺コアは表面積を小さく、長さはメインコアの倍近いもので構成。それぞれの線材配合を変え、パラメーターを、計算し尽くした最適な組み合わせにしたという。

ケーブルカラーリングも変更し、前モデルの淡いブルーから、クラシックなシルバー・ブラックのデザインに。「Beat Audioらしいデザインを継承しつつ、より多くのオーディオ機器と相性がいいカラー」だという。ケーブル長は約120cm。

8-Wireモデル
入力端子は5極4.4mmバランスで共通