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EarAcoustic Audio、 女性ボーカルに適したチューニングの「VSA Series」イヤフォン2機種

VSA-V1

伊藤屋国際は、EarAcoustic AudioのVSA Seriesのイヤフォン2モデルを8月1日に発売する。価格はVSA-V1が23,800円、VSA-MAXが29,800円。

VSA-MAX

どちらのモデルも「甘美で中毒的なボーカルサウンド、そしてEarAcoustic Audioの得意とするパワフルな低音域のアンビエンスを加えた新感覚のリスニング体験」ができるという。

2モデル共通の特徴として、11.4mmフル振幅チタンメッキダイヤフラム・デュアル磁気回路・デュアルキャビティ・テスラダイナミックコイルユニットを搭載。チタンメッキ振動板の表面には、セラミックと複合金属をコーティング。従来と比較し剛性が220%向上し、軽量化も実現。過度応答にも優れ、「あらゆる粒子の振動を正確に捉える」という。

フロントキャビティは200Hz以下の余分なエネルギーを吸収し、雑音を排除。リアキャビティは合金製音響管が1,000Hz以上の周波数を拡散させ、「脳内を駆け回るような音場の深さを実現した」という。

磁気回路にはデュアル・トロイダルN52ネオジム磁石を採用。1.6Tの磁束密度を構成し、デュアル磁気回路の逆重ね合わせにより磁気漏れも排除している。

ケーブルは無酸素銅 + 銀メッキ銅線を組み合わせている。3.5mmと4.4mmのプラグが付属し、交換できる。

VSA-V1

VSA-V1のハウジングは、亜鉛合金をCNC加工したものを採用。ベンチマークとなるSPA Seriesとの違いとは、「全体的な明度」としており、高周波数域のより立体的な感覚、エネルギッシュさ、そしてVSA Seriesの核となる女性ボーカルがより際立つチューニングが施されている。

VSA-MAX

VSA-MAXのハウジングは航空グレードアルミニウムをCNC加工したもの。V1とは異なるフロントチャンバーの構造設計により、音のディテールの緻密さと厚みが増している。「優れた高音域の浸透性と、思わず弾んでしまうような低音域の迫力、まるで小さなイヤホンの中にある巨大なライブ会場を体感できる」という。