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TAKTLINK、MDFとボール組み合わせたオーディオボード。高純度カーボングラファイトのカートリッジスタビライザも

オーディオボード「REV-BASE 01L」の使用イメージ

タクトシュトックは、オリジナルブランド・TAKTLINKの新製品として、オーディオボード「REV-BASE 01M」と「REV-BASE 01L」を8月20日に、カートリッジ・スタビライザー「REV-SPACER 01」を8月1日に発売する。価格は、REV-BASE 01Mが165,000円、REV-BASE 01Lが220,000円、REV-SPACER 01が22,000円。

カートリッジ・スタビライザー「REV-SPACER 01」

オーディオボード

高密度MDFを上下に配し、その間を2mmのセラミックボール/スティールボールを複数配置して点接触で支えるという構造を採用。内包されたセラミックボールとスティールボールの組み合わせ数、それを内部で配置する位置については入念にテストを繰り返したという。

高密度MDFボードは、特別な塗装を施し、高級感がありながらも傷がつきにくい仕上げにしている。内包する2mmのボールは、中高域用にクリアで伸びやかなサウンドを持ち、耐衝撃、耐摩耗、耐荷重においても優れる窒素珪素セラミックスと、中低域用にサウンド面で最も好ましいと判断したというスティールボールを選んでいる。

ボードを動かしても、ボールの位置は1mm範囲しか動かない特殊な構造も実現。上下のMDFボードは特殊な固定方法を採用し、外れる事がないほか、どこで固定されているか見分けがつかないほど美しい外観も実現したとする。

面積を活用したアーシング効果が得られるようになっており、付属する2種類のケーブル(RCA/miniスペード)を使い、オーディオ機器の使っていない端子やスピーカーのマイナス端⼦と接続することでSN改善効果もあるという。

REV-BASE 01Mは、⼀般的なオーディオラックの内部に収まる420mmの横幅を採用。比較的小さめのスピーカーも念頭に開発されている。100kgを超える耐荷重を実現。

REV-BASE 01Lは1辺が600mmと500mmで、どちらをフロントにしても使えるようアース端子を2カ所に搭載。大きなパワーアンプやスピーカーの下に使用するよう設計された。Lサイズは150kgまで対応できる。

REV-BASE 01L

カートリッジ・スタビライザー

カートリッジ・スタビライザーを取り付けているところ

素材に高い内部損失と低比重な特性を持つカーボングラファイトを採用。アナログプレーヤーのカートリッジとヘッドシェルの間に挟む事で、音質を改善するという。

特殊コーティングを施した99.9%以上の高純度カーボングラファイトを使用。方向性を持たない均一な成型方法により、高密度かつ高強度な物性となり、「どのようなボディ素材のカートリッジに使っても、固有の付帯音や色付けは⼀切発生しない」とのこと。

不要な振動を減衰させ、カートリッジのトラッキング精度を向上。「レコードの音溝に刻まれた情報を細部まで拾い上げる事で、カートリッジの真の実力を引き出す」という。

試聴を繰り返す事で決定した流線形デザインを採用。厚みは1mm。