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FIIO、筐体に熟成木材を使ったDAC内蔵ポータブルヘッドフォンアンプ「Snowsky MELODY」

Snowsky MELODY。左からWalnut、Walnut

エミライは、FIIOのUSB DAC内蔵ポータブルヘッドフォンアンプとして、筐体に北米産の高品質な熟成木材を使った「Snowsky MELODY」を11月14日に発売する。カラーはMapleとWalnut。価格はオープンで、市場想定価格は7,920円前後。

筐体に熟成木材を使うことで、一つ一つに独自の質感と色があり、それぞれがユニークなサウンドを生み出すという。刀のような流線型デザインで、木材は精密なCNC機械加工、研磨、注油、乾燥、その他の複雑なプロセスを経て加工される。温かみのある滑らかな手触りと、経年による色合い、風合いの変化も楽しめるという。

出力は3.5mmシングル、4.4mmバランス、同軸デジタル出力をサポート。3.5mm出力は同軸デジタル出力を兼ねているほか、インラインコントロールとマイク通話にも対応する。

内蔵のDSPにより、10バンドの高精度パラメトリックEQが利用可能。プリセットPEQの他に、自由に調整できる3つのカスタムPEQプロファイルを用意する。

「FiiO Control APP」とWebリンクコントロールもサポート。PEQ設定の保存、共有ができる。ただし、システム権限の制限により、iOSデバイスはFiiO Control APPを介してSnowsky MELODYに接続したり制御することはできない。

内蔵マイクロプロセッサとFIIOの最先端のソフトウェア開発により、消費電力と発熱を抑えながら優れたオーディオを実現。音楽再生が停止すると、Snowsky MELODYの待機消費電力は10mAを下回り、接続したスマホのバッテリー消費を抑えるという。

高性能USBチップ、オーディオグレードDSP、Cirrus Logic製DAC「CS43131」2基を搭載する。

取り外し可能なケーブルが付属しており、Android/iOS/Windows/Macおよびその他のプラットフォームと互換性を持つ。USB Audio Classのモードへの切り替えもサポート。UAC1.0モードにより、各種ゲーム機などとも接続できる。

音量調整モードは、素早く調整できる「60段階」、細かく微調整できる「120段階」から選択可能。RGBライトインジケーターを備え、現在再生中のサンプリングレートをRGBライトの色で表現する。

USBバスパワーで動作。推奨インピーダンスは3.5mmアンバランスが16~150Ω、4.4mmバランスが16~300Ω。出力は3.5mmが100mW(32Ω、THD+N<1%、USB入力)、4.4mmが250mW(32Ω、THD+N<1%、USB入力)。

外形寸法は約42×22.5×11.5mm、重量は約10g。

Snowsky MELODY専用のPUレザーケース「SK-MELODY」も同時発売する。オープンで、市場想定価格は1,320円前後。カラーはWarm Wood BrownとEmerald Greenを用意する。エンボス加工を施した牛革柄PUレザーを使用している。

Warm Wood Brown
Emerald Green