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VITURE、ソニー製有機ELパネルのスマートグラス3種
2025年11月18日 13:17
VITUREは、スマートグラスの新ラインナップとして、AR対応のハイエンドモデル「VITURE Luma Ultra」、スタンダードモデル「VITURE Luma」、XR特化型ハイエンドモデル「VITURE Beast」の3モデルを発表した。Ultra/Lumaは18日発売で、Beastのみ2026年1月より順次発送予定。価格はスタンダードモデルのLumaで64,880円から。
- VITURE Luma Ultra 89,880円
- VITURE Luma 64,880円
- VITURE Beast 82,880円
3モデルとも、ソニー製の最新OLED(有機EL)パネルを採用。各モデルの光学設計を最適化することで、従来よりも高コントラストでクリアな映像表示を実現したという。
また既存のVITURE製グラス「VITURE Pro XRグラス」などは、専用のマグネット式ポゴピンでスマートフォンなどと接続する仕組みだったが、今回の3モデルはUSB-C接続方式に変更されている。
そのほか、新モデル用のレンズフード/フレームやドック、アダプター、コントローラーも発売した。
VITURE Luma Ultra
軽量なグラス本体にRGBカメラ+デュアル深度カメラを搭載したハイエンドモデル。VITURE ProネックバンドまたはMac/Windows接続時の専用ソフト「SpaceWalker」を利用することで、6DoFトラッキングとハンドジェスチャー操作に対応する。
なお、VITURE Proネックバンドの接続には、別売りの「マグネット式 USB-C アダプター」(3,468円)が必要。
視野角は52度、解像度は1,200p、最大輝度は1,500nits。最大-4.0Dまでの近視調整機構や多段階チルト機構、電子調光フィルム、HARMANオーディオシステムを採用。操作状況に応じて発光パターンが変わるダイナミックライトエフェクトも備える。
VITURE Luma
映像視聴・モバイルワーク・ゲームなど、日常利用に幅広く対応するというスタンダードモデル。視野角は50度、解像度は1,200p、最大輝度は1,000nits。
シリーズ最大の-6.0Dまで対応する近視調整機構を備えた。電子調光フィルム機能も搭載。オーディオシステムは「AACオーディオシステム」を採用している。
VITURE Beast
シリーズ最大となる58度の広視野角と、内蔵3DoFによる画面固定・サイズ調整機能を備えた、没入感重視のXR特化型ハイエンドモデル。映像視聴やゲームだけでなく、大画面を使った作業・制作用途にも適しているという。'26年1月の発送開始に先駆け、18日から先行予約を受付中。
レギュラーとラージの2サイズ展開で、顔幅が異なる人でも快適に装着できる。
解像度は1,080p、最大輝度は1.250nits。グラスの透明度を9段階で調整できるダイナミック調光機能や多段階チルト機構、HARMANオーディオを採用している。なお、近視調整機構は非搭載。
アクセサリー類
コントローラーは、ゲーム周辺機器ブランド「8BitDo」とのコラボレーションモデルで、Nintendo Switch/Switch 2向けのSwitchレイアウト版、Windows/Android向けのXboxレイアウト版の2種類を用意。いずれも半透明のスモーキーデザインで、価格は各5,480円。
Lumaシリーズ/Beast用に設計したレンズフード/レンズフレームも発売。レンズフードは外光を遮断して没入感を高めるもので、レンズフレームは強度の近視・乱視に対応するマグネット着脱式。度付きレンズは公式指定店のJUN GINZAで注文できる。
価格はレンズフードが2,680円。レンズフレームはLumaシリーズ専用、Beast専用があり、各3,980円。
ドック/アダプター類としては、別売りアクセサリ「VITURE Proモバイルドック」をNintendo Switch 2と一体化して持ち運べる「Nintendo Switch 2用 モバイルドックカバー」を3,980円で発売する。
発売記念キャンペーンとして、VITURE公式ストアで、VITURE Luma Ultra XR/ARグラス(グラス本体またはセット)、VITURE Luma XRグラスを含むセット(グラス本体のみは不可)、VITURE Beast XRグラス(グラス本体またはセット)を購入すると、8BitDoコラボのコントローラーが1台プレゼントされる。










