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“タモリのオーディオルーム公開”見逃した人へ。「NHK ONE」で見逃し配信中
2025年11月17日 11:09
11月15日夜にNHK総合テレビで放送された知的エンタメ番組「知的探求フロンティア タモリ・山中伸弥の!?」第3弾「ヒトはなぜ音楽を愛するのか」の中で、タモリの自宅オーディオルームの写真が公開され、オーディオファンの間で話題となっている。一方、見逃したという人も多いだろう。そこで、NHKが10月1日から提供している「NHK ONE」の使い方を簡単に紹介する。なお、番組の配信期限は11月22日午後8時48分まで。
番組は、音楽が人間の脳に及ぼす作用や、認知症の予防、集中力アップなど、音楽の知られざるパワーを追求。その中で、スクープ写真として、タモリのオーディオルームの写真が数枚公開され、JBLのモニタースピーカー「4350」やツイーター、音響レンズ、98%がジャズだという4,000枚のレコードコレクションなどが紹介された。
NHK ONEの概要と視聴方法
NHK ONEは、番組の同時・見逃し配信、ニュース記事や動画などのサービスをワンストップで提供する新サービスで、日本国内で利用可能。NHKの受信契約が必要なサービスだが、世帯ですでに受信契約を締結している場合は、別途の契約は必要なく、追加の費用もかからない。
サービスの利用登録と契約手続きは「利用意向の確認」「NHK ONEアカウントの登録」「受信契約情報登録(受信料アカウントの作成)」「受信料アカウントとの連携」の合計4ステップ。なお、以前のサービスであるNHKプラスに、既に登録していた場合は、NHK ONEアカウントへの移行方法が既に案内として届いている。
「利用意向の確認」は、NHKホームページから同時配信の視聴ページなどにアクセスすると表示されるポップアップ画面。ポップアップには利用に受信契約が必要なこと、すでに受信契約を結んでいる場合は追加費用なく使えることなどが案内され、これらを確認の上、次に表示される画面で用途(世帯、事業、学校)と、地域(放送局)を選択すると、利用を開始できる。
なお、この「利用意向の確認」画面から「サービスの利用を開始する」と、NHK ONEのアカウント登録などをする、しないに関わらずNHK受信料の契約締結義務が発生する。NHK ONE自体は、この利用確認に同意すればアカウントレスで使用可能だが、NHK ONEアカウントの登録を促すポップアップも表示される。
「NHK ONEアカウントの登録」は、メールアドレスだけで登録ができる。NHK ONEアカウント自体は1世帯にひとつだが、最大5つまでプロファイルを作成できる。プロファイルごとに、番組シリーズやテーマに基づくプレイリストをフォローできる「マイリスト」や、複数デバイスをまたいでの継続視聴といった機能を利用でき、家族はID/パスワードを共有して、それぞれのプロファイルを作成して、サービスを利用することになる。
「受信契約情報登録(受信料アカウントの作成)」は、作成したNHK ONEアカウントと、受信契約の紐づけに必要なもの。すでにテレビを設置していて受信契約を結んでいる場合は、世帯契約者がオンラインで契約情報を登録する。テレビを設置しておらず、新規に受信契約を結ぶ場合は、NHKホームページやNHKふれあいセンターから受信契約手続きを行なう必要がある。
NHK ONEアカウント作成後、受信契約情報登録が行なわれない場合や、登録された情報をもとにNHKが契約照合を行ない、契約の確認ができない場合には、「受信契約情報の登録・連携のお願い」としたポップアップが表示される。
番組の見逃し配信は、NHK ONEのWebサイトや、スマホ用アプリなどから「番組表」に移動し、11月15日午後7時30分から放送された番組のページに移動すると、再生できる。




