ニュース

DUNU、マイクロプラナー×2を含む8ドライバ構成のイヤフォン「DN 242」

DN 242

DUNUは、8ドライバハイブリッド構成のイヤフォン「DN 242」を11月21日に発売した。価格はオープンで、市場想定価格は53,980円前後。試聴可能店舗は後述する。

DN 242

超低周波ムービング・コイル・ダイナミックドライバ×1、低周波ムービング・コイル・ダイナミックドライバ×1、中音域用にカスタム・バランスドアーマチュア(BA)×2、高音域用にカスタムBA×2、超高域用にカスタム・マイクロプラナーツイーター×2を搭載している。

音導+電子を組み合わせたクロスオーバーによる5ウェイ構成で、帯域を正確に制御。位相整合と滑らかな音のつながりを追求し、「ユニットの境界を超えた音響の探求を実現した」という。

10mmダイナミックドライバーが担う超低域は、過度な重低音を狙わず、「深海の海流のように静かで力強く、バスド ラムの沈み込みは深くもキレがあり、ベースの低域も自然に伸びる」とのこと。

もう1つのダイナミックドライバーは8mmで、「まるで繊細なフィルターのように余分な濁りを取り除き、ドラムの余韻やエレキベースの粒立ちをクリアに再現」するとのこと。2基のダイナミックドライバーによる役割分担がにより、「低域が強い=もっさりしている」という先入観を覆すとする。

4基のBAにより、ボーカルの中央定位や、密度がありながら硬さのない音像を追求。「男性ボーカルの厚みある質感も、女性ボーカルの繊細なブレスも、歌い手の 感情まで正確に再現」するという。歯擦音の処理も、耳に刺さらない自然さにこだわった。

極高域では、2基の高性能マイクロプラナードライバーにより、「無理に明るさを強調するのではなく、薄霧のように軽やかに広がる」音を追求。「主張しすぎることなく、しかし空間全体に透明な空気感をもたらし、サ ウンドステージに奥行きと広がりを加える」効果がある。

3Dプリンターメーカー・HEY GEARS(黒格)と協力し、複雑な音響チャンバーを実現している。

リッツ線採用ケーブルが付属し、イヤフォン側は0.78mm 2Pinで着脱可能。Q-Lock Mini着脱式プラグシステムで、入力プラグは3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスを切り替えられる。

キャリングケースやクリーニングブラシ、6.35mmアダプター、さらにCandy EartipsやS&S Eartipsなど、複数のイヤーピースも同梱する。再生周波数帯域は5Hz~40kHz、インピーダンスは35Ω。感度は110dB/mW(@1kHz)、125dB/Vrms(@1kHz)。

試聴可能店舗

試聴可能店舗は以下の通り。

  • eイヤホン秋葉原店
  • eイヤホン名古屋大須店
  • eイヤホン大阪日本橋本店
  • eイヤホン仙台駅前店
  • フジヤエービック
  • ビックカメラ 池袋本店
  • ビックカメラ 有楽町店
  • ビックカメラ 岡山駅前店
  • ビックカメラ 名古屋駅西店
  • ヨドバシカメラ 新宿西口本店
  • ヨドバシカメラ Akiba店
  • ヨドバシカメラ 横浜店
  • ヨドバシカメラ 梅田店
  • ヨドバシカメラ 京都店