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B&O、純アルミニウムから彫刻のように形作ったサウンドバー「Beosound Premiere」

Beosound Premiere Natural Aluminium

Bang & Olufsenは、純アルミニウムから彫刻のように形作ったサウンドバー「Beosound Premiere」を発売する。Bang & Olufsen店舗、および公式オンラインストアでの予約受付を開始しており、12月3日より順次出荷予定。価格は本体のみで747,000円。仕上げはNatural Aluminium、Gold Tone、Black Anthraciteから選択できる。

また、ファブリックカバー付きモデルも792,750円、ウッドカバー付きモデルも915,000円で用意。限定のBeoremote Oneを含む「Haute Edition」は1,981,500円。

Beosound Premiere Gold Tone

10基のカスタム設計ドライバーと、高さと立体感を生み出す専用のアップファイアリングドライバーを搭載。「あらゆる角度からリスナーを取り囲むように音が広がる」という。

Beosound Premiere専用に設計された信号処理技術として、新たに「Wide Stage Technology」を搭載。「外部スピーカーを追加したかのような錯覚を生み出し、実際のサイズよりも幅広く高さを感じさせるサウンドステージを生み出す」とのこと。

単体での使用に加え、Beosound Premiereがシステムの中心となり、Digital Power linkを介してMozartプラットフォームのBang & Olufsenスピーカーを最大4台接続することも可能。

Dolby Atmos 7.1.4サラウンドデコーダーを内蔵しており、ユーザーのシステムに適応し、シームレスな拡張が可能。

筐体は純アルミニウムから彫刻のように形作られ、Bang & Olufsenのデザインチームとデンマーク・ストルーア本社にある世界的に知られた製造工場Factory 5との入念な協業により、細部まで丹念に仕上げられた。ユニットは敢えて目に留まるように配置され、Bang & Olufsenの「内から外へ、外から内へ」というデザイン哲学を体現している。

アルミニウムシャーシはパールブラスト加工によりマットなサテン仕上げを実現。押出成形されたアルミニウムと切削加工されたエンドキャップを精密に組み合わせ、スリムなプロファイルを維持しつつ、10個のパワフルなドライバーを収めている。

サウンドバーの中央に、上向きのツイーターを配置。旋盤加工されたアルミニウムを通して「宝石のごとく目を捉えるよう設計」したという。隠れたデザインディテールには、Bang & Olufsenの創業年を称える1,925個の精密加工された穿孔が施され、90個の応答性の高いLEDがサウンドバー内部で幽玄な輝きを放つ。

Beosound Premiereには、壁掛けと卓上設置の両方が可能なスタンドが付属する。

さらに、Bang & Olufsenのアトリエチームが手掛けた、特別限定版「Haute Edition」は、全世界で25台のみ生産される。サウンドバーの彫刻的な特性が更に強調されたもので、中央のシグネチャースロットから放射状に広がる精密加工パターンが、音の波動を思わせるような溝で全体を包み込んでいる。

放射状の模様は複雑な切削工程により実現され、完成までに17時間を要すとのこと。製品には「1 of 25」の刻印が刻まれ、ハンドメイドの木製プレゼンテーションボックスに収められた特別なBeoremote Oneが付属する。

また、カリモク家具と共同でスタンドと専用家具を共同開発。テレビとセットで設置することが多いサウンドバーは既存の台の上に置くと画面が隠れてしまったり、また空間にそぐわなくなってしまうことが多いとし、それを解決するため、空間にも心地よく馴染むサウンドバー専用のプロダクトをカリモク家具の若手デザイナーたちと共に開発。

スタンドタイプと、Beosound Premiere専用の家具タイプの2モデルを開発し、実際の商品化を目指すという。