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Rega、トーンアームやベルト強化したアナログプレーヤ「Planar 6 RS」

「Planar 6 RS」

完実電気は、Regaのアナログプレーヤー「Planar 6 RS」を6月29日に、MCフォノアンプ「AOS MC」を7月17日に発売する。価格はPlanar 6 RSが440,000円、AOS MCが363,000円。

なお、Planar 6 RSは限定品ではないものの、一定期間販売後、販売完了となる可能性があるという。

Planar 6 RS

オリジナルモデルのポテンシャルを、Regaの最新テクノロジーで最大限に引き出すことを目的とした「RSシリーズ」のモデル。同ブランド内で“Legend”と位置づけられるNaiadのテクノロジーを継承して開発されたトーンアーム「RB880」を採用。トーンアームの台座形状や機構、ベアリングやシャフトの形状には、Naiadのトーンアームで開発されたテクノロジーが継承されてる。

また、アームチューブの形状も前面的に見直されており、剛性のさらなるアップ、対変形への強化、さらに、アームの自重をバランスよく分散するなどアームの品質向上も図られている。

安定した起動と回転ムラの低減、トルク増強のためにReference EBLTドライブベルトを2本採用した。2本のベルトが相互にゆるみを解消するという。

プラッターは2層フローティングガラスのオプティホワイト仕上げで厚さ16mm。モーターは24v AC低振動モーター。

Reference EBLTドライブベルトは従来のBelt-Upgradedを凌ぐ、最高クラスのベルトの開発のため、原材料から見直しをかけたといい、ゴムを原料とした別注品の科学系素材を使い、さらに耐久性に優れ、滑らかで、たるみにくい形状も開発。トルク、ワウ・フラッターも大幅に改善、耐久性で50%、ワウ・フラッターで70%、旧ベルトより性能が向上しているとのこと。

付属カートリッジMMカートリッジ「Nd9」。MMカートリッジ用に開発された「オリジナルボロン製カンチレバー」を採用し、高い剛性と軽量化を実現するグロス仕上げのPPS樹脂にガラスを配合し、ボディに採用することで剛性を高めた。

筐体では、 Planar 6/8/10/で採用され,薄く、軽量でありながら、優れた剛性を達成したHPL(High Pressure Luminate)を採用。MDFキャビネットの上下全面をカバーし、剛性を高めている。上面はRSシリーズならではのダークカラー塗装、アルミプレート仕上げで、アルミヘアーラインを施した。

電源ユニットとしてNeo PSUを同梱。ジェネレーター機能を搭載しており、DSPによって“ほぼ完全な”波形を生成し、本体へ電源を供給するため、回転ムラやモーターの鳴りを抑えられるため、不要な振動がプラッターやキャビネットに伝わらないという。本体と電源ユニットを接続し、調整、動作確認を行ない、最善の状態で出荷するとのこと。

外形寸法と重さは、Planar 6 RS本体が447×117×360mm/5.4kg(カバー装着時、閉口,ケーブル含まず)、電源ユニットが180×150×50mm/0.7kg(突起物含まず)。

6月19~21日に東京国際フォーラムで行なわれる「OTOTEN2026」の完実電気ブース(ガラス棟4F G408)では、20日14時~14時50分の小原由夫氏登壇「クロスオーバー・フュージョンを聴く」のなかで、Planar 6 RSのデモンストレーション・試聴を行なう。

AOS MC

「AOS MC」

RegaのMCフォノステージ(フォノアンプ)の中級モデルと位置づける。フラッグシップであるAURAの設計思想・テクノロジーを継承しつつ、本体サイズを約半分のハーフサイズ(正面)とするなど、設置にも配慮されている。

回路設計は入力段、RIAA段の2段構成。AURAで開発された「RIAAカーブを高域と低域の2段階に分けて再構成する、2段構成ディスクリートRIAAイコライザー」を継承している。

入力段は、ウルトラ・ローノイズFET(バイポーラ)を採用したGain Stageとして設計。FETのマッチングも取られているほか、MCカートリッジからの信号にノイズがまわり込まないように、入力端子のすぐ後ろに、JFETのオペアンプを配置し、基板上の音質の劣化、基板経路の短縮化を図っている。

RIAA段では、低域帯をアクティブフィルターに通し、より正確なRIAAカーブを実現した。Gainの数値の大きい低域をディスクリートアンプで増幅させることにより、 RIAA特性±0.2dBを達成したとのこと。

音質に影響のあるオーディオパーツには、大型トロイダルトランスや4,400μFサイズの大型オ-ディオコンデンサーを採用。基板上の回路の短縮化なども図られている

さまざまなタイプのカートリッジに対応するべく、抵抗値、コンデンサー容量、ゲイン設定を左右独立、2段階で設定可能。AUTO ON/OFFの設定(デフォルトはON)もできる。

ボディには、上位モデルのAURAで開発した機構設計をハーフサイズのシャーシにも展開。アルミ合金製フロントパネル、天板、ボトムシャーシにはスチールプレートを採用し、RFIノイズの飛び込みや筐体内の温度変化を抑え、放熱効果を高めているほか、外部の温度変化が受けにくい設計となっている。外気の温度変化、シャーシ内部の温度変化に対応するセルフサーボコントロール機能も搭載。

RIAAは65Hz~70kHz(±0.2dB)、周波数特性は17.5Hz(-3dB)~100kHz(-0.2dB)、歪率は0.03%(1v、20Hz~20kHz)。外形寸法は220×330×80mm(幅×奥行き×高さ)、重さは2.9kg。