ソニー、Ethernet伝送対応のHDMIケーブル2シリーズ
-平型ケーブル/アルミグリップ採用モデルなど
ソニーは、HDMIケーブルの新モデルとして、Ethernetチャンネルや3D映像などの伝送にも対応した2シリーズ12製品を11月21日より発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は下表の通り。
ケーブルの種類 | 型番 | 長さ | 店頭予想価格 |
平型ケーブル | DLC-HE7HF | 0.7m | 3,500円前後 |
DLC-HE10HF | 1m | 4,000円前後 | |
DLC-HE15HF | 1.5m | 4,500円前後 | |
DLC-HE20HF | 2m | 5,000円前後 | |
DLC-HE30HF | 3m | 5,500円前後 | |
DLC-HE50HF | 5m | 1万円前後 | |
DLC-HE100HF | 10m | 2万円前後 | |
3重シールドケーブル | DLC-HE7 | 0.7m | 2,000円前後 |
DLC-HE10 | 1m | 2,500円前後 | |
DLC-HE15 | 1.5m | 3,000円前後 | |
DLC-HE20 | 2m | 3,500円前後 | |
DLC-HE30 | 3m | 4,000円前後 |
いずれのモデルも、新規格の「HIGH SPEED with ETHERNET」認証済みのHDMIケーブル。HDMIの最新バージョン「1.4」で採用されているHDMI Ethernetチャンネル(HEC)や、オーディオリターンチャンネル(ARC)、3D映像、4K×2K解像度に対応することが特徴。
■ 平型ケーブルモデル
「DLC-HE7HF」など5モデルは、曲げによるケーブル内部の歪みが引き起こす伝送ロスを低減。また、各ペア芯線間の相互干渉を抑える個別シールドを採用する。
プラグは24Kの金メッキ。グリップはアルミ製で、端子への微振動の伝搬を抑える。さらに、シームレスプラグの採用により、プラグ接点付近における外来ノイズを低減。プラグの抜き差しによりダメージを受けやすいケーブル部とプラグ部の接合部に、独自開発の接合構造を採用し、機械的強度と伝送安定性を高めている。
遮蔽性を向上し、外来ノイズの影響を防ぐ金属シールドシェル構造も採用。ケーブルには接続方向が定義されており、ケーブル面に「Signal Flow→」(信号の流れ)が表示されている。
□製品情報
http://www.ecat.sony.co.jp/avacc/cord/acc/index.cfm?PD=35916&KM=DLC-HE7HF/DLC-HE10HF
■ 3重シールドケーブルモデル
ブラックとホワイトの2色を用意 |
「DLC-HE7」など5モデルは、2つの芯線をドレイン線とともにツイストする構造で外来ノイズの影響を低減するほか、3重シールド構造により遮蔽性を向上。金属シールドシェル構造も採用する。カラーはブラック(B)とホワイト(W)の2種類を用意する。
上記の平型ケーブルモデルと同様に、継ぎ目のないシームレスプラグや、プラグ/ケーブルの独自接合構造を採用。プラグは24K金メッキ仕上げ。
□製品情報
http://www.ecat.sony.co.jp/avacc/cord/acc/index.cfm?PD=35914&KM=DLC-HE7/DLC-HE10
(2009年 11月 11日)
[AV Watch編集部 中林暁]