11月の国内パソコン販売は23.6%がBlu-ray搭載機

-BDA発表。BDレコーダのシェアは約7割に


パソコンの搭載ドライブ別数量構成比
出展:GfK Japan

12月11日発表


 Blu-ray Disc Association(BDA)は11日、Blu-ray Discドライブ搭載パソコンの販売台数シェアが、11月に過去最高の23.6%(前年同月は3.9%)を記録したと発表した。また、BDレコーダのレコーダに占めるシェアも、69.7%(同54.7%)と過去最高になったという。データはいずれもGfK Japanの調査によるもの。

レコーダのBD/DVD数量構成比
出典:GfK Japan

 BDAでは、パソコン市場におけるBD搭載機種のシェア拡大について、「10月の新OS発売に伴う新型パソコンへの買い換え需要の増加がシェア拡大の要因の一つであったと考えられる。PCユーザーに対するBD環境が広がりと同時に、大容量のコンテンツ管理や保存など、BDを使用するメリットが認知されつつあり、今後のシェア拡大を期待している」とコメントしている。

 BDレコーダのシェア拡大については、「エコポイント制度の活用などにより、一般家庭へ大画面薄型テレビが普及したことでBDを楽しむ環境が着実に整いつつある。また初心者でも使いやすい入門モデルから機能性にこだわる高機能モデルまで、幅広いBDレコーダの機種が登場したことで、より自分の生活スタイルに合う機種の選択肢の幅が広がった点が要因の1つ」と分析している。


(2009年 12月 11日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]