シャープ、ネット強化したシンプル大画面「AQUOS AE7」

-52/46/40型を用意。40型で14万円から


LC-52AE7

4月30日発売

標準価格:オープンプライス


 シャープは、40型超の大画面液晶テレビのベーシック機「AQUOS AE7シリーズ」を4月30日より発売する。

 52型の「LC-52AE7」、46型の「LC-46AE7」、40型の「LC-40AE7」の3モデルが用意され、価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格は52型が29万円前後、46型が21万円前後、40型が14万円前後の見込み。2010家電エコポイントの対象機種となる。


LC-46AE7LC-40AE7

 いずれも1,920×1,080ドットのUV2Aパネルを採用した液晶テレビ。パネル表面には低反射処理を施している。「倍速(120Hz)フルHD液晶技術」を搭載し、動画性能の向上を図っている。テレビコントラストは20,000:1、視野角は上下/左右176度。

 従来モデルのAE6からの強化点としては、「アクトビラ ビデオ・フル」や「Yahoo! JAPAN for AQUOS」などのネットワーク機能を搭載したことと、GUIの改良など。

 ノイズ低減やコントラスト調整などを動的に行なう「アクティブコンディショナー」や階調表現を最適化する「なめらか高画質」などの機能も装備する。

 チューナは、地上/BS/110度CSデジタルと地上アナログを各1系統装備。「AQUOSファミリンクII」対応のHDMI入力端子を3系統備えているほか、D5入力×2、S映像入力×1、コンポジット入力×3、アナログRGB(D-Sub 15ピン)×1、モニター出力×1、光デジタル音声出力×1、Ethernetなどを装備する。

 新たに外部入力と内蔵チューナの簡易2画面機能を搭載。GUIやEPG表示も改善しており、上位機のAQUOS Sシリーズで採用している「常連番組」に対応。よく見る番組やジャンルの履歴を分析し、視聴可能性の高い番組などをリモコンの「常連番組」ボタンを押すだけで、確認可能となっている。

 ネットワーク機能は、アクトビラ ビデオ・フルやひかりTV、Yahoo! JAPAN for AQUOS、DoTVなどのサービスに対応。インターネットブラウザとして「NetFront DTV Profile」を搭載。静止画、音楽用のDLNAクライアントとして利用できる「ホームネットワーク」機能も備えている。

 6.5mm径のステレオスピーカーと、1bitデジタルアンプを搭載。出力は10W×2ch。ヘッドフォン出力端子も装備する。消費電力は52型が約185W、46型が約150W、40型が約120W。年間消費電力量は50型が201kWh/年、46型が168kWh/年、40型が143kWh/年。
 
スタンドを含む外形寸法は、52型が124.9×31.6×84.1cm(幅×奥行き×高さ)、46型が111.3×29.7×76.6cm(同)、40型が98.2×29.7×69.5cm(同)。スタンドを含む重量は52型が28kg、46型が24kg、40型が20kg。リモコンや左右40度回転可能なテーブルスタンド、転倒防止用部品などが付属する。


(2010年 4月 15日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]