フォステクス、パーツ色が選べる「KOTORI」ヘッドフォン

-21兆以上のパターンから選択。イヤフォン用リモコンも


KOTORI 201

 フォスター電機 フォステクスカンパニーは、パーツの色を個別に選択できる「KOTORI」シリーズのヘッドフォン「KOTORI 201」を12月22日より直販サイトで発売する。価格は14,000円。

 また、既発売のカナル(耳栓)型イヤフォン「KOTORI 201」には、オプションでiPhone/iPodが操作できる「マイク付きコントローラー」を同じく22日より追加可能になる。KOTORI 101の本体価格は3,600~5,200円(選択パーツにより異なる)で、コントローラを追加するとプラス900円となる。



■ KOTORI 201

色の組み合わせ例(一部)

 ハウジングやヘッドバンド、イヤーパッドなど全16種類のパーツの色を、自由に組み合わせてオーダーできる密閉ダイナミック型ヘッドフォン。豊富なカラーを用意し、組み合わせられるパターンの数は21,870,000,000,000(21兆8,700億)に及ぶ。

 カラーの種類はパーツにより異なるが、BLACK、WHITE、BROWN、DARK OLIVE、GRAY-BLACK、CHERRY PINK-DARK PINK、AQUAMARINE-BLUE、ORANGE-NAVY、YELLOW-VIOLET、TURQUOISE-KHAKI、GRAY、CHERRY PINK、AQUAMARINE、ORANGE、YELLOW、TURQUOISE、DARK PINK、BLUE、NAVY、VIOLET、KHAKI、MOSS GREEN、LIME、ROSE PINK、MINT、APRICOT、PURPLE、COBALT BLUE、IVORYから選択可能。

 ヘッドフォンのドライバは40mm径で、ネオジウムマグネットを使用する。振動板の材質には、バイオセルロース繊維を使った「バイオダイナ振動板」を搭載。天然繊維を使った同社従来品に比べ高い剛性(ヤング率5倍以上)と、2倍以上の伝搬速度を持ちながら、同等の内部損失を維持。中高域の音質が向上し、解像度の高いサウンドを実現したという。さらに、直線性の高いフリーエッジの採用で、振幅の大きい中低域も忠実に再現できるとしている。

 再生周波数帯域は8Hz~37kHz、感度は103dB、インピーダンスは32Ω、最大入力は1,300mW。プラグはステレオミニで、ケーブル長は約1.5m。ケーブルを除く重量は約180g。収納ケースが付属する。


内部構造プラグ/ケーブル部付属のケースはギフト用にも最適だという
使用イメージ


■ KOTORI 101のマイク付きコントローラー

 イヤフォン本体のオーダー時に追加できるオプションで、接続したiPhone/iPodの楽曲/ビデオ操作や音声通話などが行なえる。iPhone 3GS/4とiPad、第4世代以降のiPod nano、iPod classic(120/160GB)、第2世代以降のiPod touchに対応する。なお、このコントローラーはケーブル直付けとなっているため、手持ちの「KOTORI 101」に後から追加することはできない。

 イヤフォン本体と同様に、コントローラーを構成する3つのパーツ(前面/背面/ボタン)の色を選択可能。このコントローラーを追加できるようになったことで、オーダー時に選べる組み合わせのパターンは約7,100,000,000,000,000,000,000,000,000(28桁)となった。

コントローラーを付けたKOTORI 101

パッケージ



(2010年 12月 22日)

[AV Watch編集部 中林暁]