ドコモ、ワンセグ/おサイフ対応の「Xperia acro」
-6~7月発売。ExmorやDLNAサーバーは踏襲
Xperia acro SO-02C(White) |
NTTドコモは、ソニーエリクソン製のAndroid 2.3搭載スマートフォン「Xperia acro SO-02C」を発表した。発売時期は6月~7月。
3月に発売開始した、Xperia arcの主要機能に加え、新たにワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信など国内向け機能やサービスを追加した日本カスタマイズ版となる。カラーはAqua/Black/Whiteの3色を用意する。
4.2型/480×854ドットのタッチパネル液晶「Reality Display」を搭載。モバイルブラビアエンジンを搭載するほか、深いブラックを追求したという「Clear Black Panel」により、「ディスプレイOFF時には研ぎ澄まされた一枚の黒い板のような上質さを際立たせる」という。モバイルブラビアエンジンによる、コントラスト向上や輪郭強調技術により、あざやかな映像表現を可能にした。
ワンセグも新搭載し、大型ディスプレイを活かしたテレビ視聴が可能。なお、録画やBluetoothでの音声受信には対応しない。
Xperia acro SO-02C(Aqua) | Xperia acro SO-02C(Black) | Xperia acro SO-02C(White) |
カメラ部は、裏面照射型CMOSの「Exmor R for mobile」を採用。画素数は810万画素で、F2.4の明るいレンズとあわせて、高感度・低ノイズ撮影を実現。オートフォーカスや、手ぶれ補正、顔認識エンジン、シーン認識撮影などの機能を備えている。720pの動画撮影も可能。顔認識機能や、シーン検出機能も搭載する。HDMIマイクロ出力端子も備え、本体内の静止画/動画をテレビに出力できる。
DLNAサーバー機能も搭載。PlayStation 3などのDLNA対応クライアント機器に無線LAN経由でコンテンツを配信できる。無線LANはIEEE 802.11b/g/nをサポートする。Bluetoothも搭載する。
背面 |
イコライザ機能を搭載したミュージックプレイヤーも搭載。再生楽曲のYouTube検索や、プレイリスト作成などが行なえる。FMラジオも搭載し、楽曲認識サービスのTrackIDと連携。FM再生中に楽曲情報を取得し、そこからmora touch経由で楽曲を購入できる。ノイズキャンセリング機能を搭載し、騒がしい場所でも通話や音声検索を可能にしている。テザリングには対応しない。
日本語・英語の文字入力システムとして「POBox Touch4.1」を採用。キー配列や表示デザイン、プラグインアプリとの連携など、カスタマイズ性も高めている。iモードのメールアドレスが使える「spモード」が利用可能。外形寸法は127×62×11.5mm(縦×横 ×厚さ/最厚部約12.3mm)、重量は135g。外部メモリはmicroSD/SDHCに対応。3G利用時の連続待受時間は静止時で約350時間。
(2011年 5月 16日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]