マランツ、プレーヤー「UD7006」をDTCP-IP対応に

-録画番組をLAN経由で再生。最新ファーム公開


UD7006
 ディーアンドエムホールディングスは30日、マランツのBlu-ray 3D/SACD/DVDオーディオ対応プレーヤー「UD7006」(97,650円)を、DTCP-IPに対応させるファームウェアを公開。録画したデジタル放送の番組が、ネットワーク経由で再生できるようになった。

 「UD7006」は、BD、Blu-ray 3D、SACD、DVDオーディオなど、様々なディスクの再生に対応したプレーヤー。ネットワークプレーヤー機能も備えており、DLNA(バージョン1.5)に対応。DLNAサーバーに保存した音楽、動画ファイルをネットワーク経由で再生できる。

 2月の製品発表時に、ファームウェアアップデートでのDTCP-IP対応を予告しており、今回その機能が実現した。なお、再生可能な番組は、MPEG-2 TS(DRモードなど)で録画したもので、長時間モードなどで録画した番組については再生できない場合があるという。対応音声はAACとドルビーデジタル。アップデートはインターネット経由で行なえる。

 同ファームではDTCP-IP対応だけでなく、特定のBDビデオの再生に関する不具合改善、BD-Rディスクの再生互換性向上、ネットワークHDDに保存されているMP3ファイルのアートワーク表示も改善される。



(2011年 9月 30日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]