SCE、Vitaビデオ書出対応の「torne 3.5」を提供開始


torneから転送した動画をVitaで再生したところ

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、PlayStation 3用の地上デジタルレコーダキット「torne」のバージョン3.50オンラインアップデートを15日より提供開始した。

 バージョン3.50では、12月17日に発売されるPlayStation Vitaへのビデオ書き出しに対応。Vitaの大型有機ELディスプレイで番組が楽しめるほか、書き出す解像度もPSPの480×270ドットから720×480ドットと高解像度になる。また、Vitaからのリモートプレイにも対応する。

 アップデートの詳細については発表時の記事で紹介しているが、書き出し時間を短縮する「クイック書き出し」や新デザインテーマ「ウッドフレーム」の追加、サウンド機能の改善、有償の機能追加によるnav-u/ウォークマン書き出しの対応機種追加、ソニーBDレコーダ連携の「レコ×トルネ」強化などが行なわれる。

 また、地上デジタル放送の放送周波数が変更された場合の自動追従にも対応する。

PS Vita専用アプリ「uke-torne」を使い、torneからVitaに転送クイック書き出し新デザインテーマ「ウッドフレーム」

(2011年 12月 15日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]