パイオニア、オーバーヘッド型ヘッドフォン最上位

-エッジに特殊フィルム採用。33,000円


オーバーヘッド型ヘッドフォンのハイエンドモデル「SE-MJ591」

 パイオニアは、ユニットのエッジ部分に特殊フィルムを採用した密閉型ヘッドフォン「SE-MJ591」を6月中旬に発売する。価格は33,000円。

 オーバーヘッド型ヘッドフォンのハイエンドモデル。業界初という、高内部損失素材を使用した特殊フィルムをエッジ部分に採用したのが特徴。これにより、歪みの少ない中低域再生を実現したという。キャップ部には厚さ35μのアルミ合金製キャップを使い、クリアな高域再生を実現している。ユニットの口径は40mm。

 密閉型ハウジングのダイナミック型ヘッドフォンで、ハウジングにはアルミ合金を採用。イヤーパッドとヘッドバンドのクッションにはレザータイプ素材を使い、イヤーパッドの内部には低反発ウレタンも使用。肌触りの良さやフィット感、遮音性も高めたという。

 再生周波数帯域は5Hz~40kHz。出力音圧レベルは108dB、最大入力は1,000mW。入力は金メッキ仕上げのステレオミニ。インピーダンスは32Ω。ケーブルは片出しで、着脱可能。長さは1.2m。ケーブルを除いた重量は170g。

 ハウジングは平らにでき、内側に折りたたむ事もできる。レザータッチのキャリングケースを同梱する。


(2012年 5月 9日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]