オンキヨー、IntegraのMHL/InstaPrevue対応AVアンプ
-130W×7ch出力、ネットワーク再生対応。131,250円
DTR-30.4 |
オンキヨーは、カスタムインストール向け「Integra」シリーズのAVアンプ新製品「DTR-30.4」を5月下旬に発売する。価格は131,250円。
定格130W×7ch、最大190W×7chのAVアンプ。新たに、MHL(Mobile High-defi nition Link)や、Silicon Imageの技術であるInstaPrevueに対応したことが特徴。MHL対応スマートフォンの映像を入力/コントロールできるほか、AVアンプにHDMI接続されているAV機器などの再生映像を子画面でプレビューすることが可能。
ネットワーク再生機能も搭載し、radiko.jpや、vTuner、AUPEO! 、MP3tunesにも対応する。DLNAにも引き続き対応する。ネットワーク経由でストリーミング再生できるファイルの形式はMP3/WMA/WMA Lossless/FLAC/WAV/Ogg Vorbis/AAC/リニアPCM。
3段インバーテッドダーリントン回路やグランド電位安定化技術、「オプティマムゲイン・ボリューム」回路などの高音質化技術を搭載。THX Select2 Plusにも準拠している。DACはTI/バーブラウンの24bit/192kHz対応「PCM1690」を全チャンネルに搭載する。32bit DSPも搭載している。
背面 |
HDMIは入力が8系統(うち1系統は前面)、出力が2系統。3Dや4K、ARCにも対応する。Marvellの「Qdeo」技術を採用し、最大4Kへのアップスケーリングにも対応する。USBを備え、USBメモリやiPhone/iPodとデジタル接続して高音質再生が行なえる。
サウンドモードは、高さ表現も可能なDolby Pro Logic IIzやAudyssey DSXにも対応。高音域が強調された劇場用のサウンドを家庭用で適切なバランスに補正するというTHX Re-EQ機能も備える。
HDMI以外の入力は映像がコンポーネント×2、コンポジット×5、音声が同軸デジタル×2、光デジタル×2、アナログ×7。出力は映像がコンポーネント×1、コンポジット×1、音声がアナログ(RCA 2ch)×2(ZONE 2/3)、アナログ7ch×1。サブウーファプリアウトは2系統で、パラレル出力となっている。そのほか、RS-232やIR、12Vトリガー、Ethernetなどを装備する。スピーカー適応インピーダンスは4Ω~16Ωまたは6Ω~16Ω。
AM/FMチューナも内蔵。消費電力は500W(待機時0.1W)。外形寸法は435×326.5×174.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は11.5kg。
(2012年 5月 25日)
[AV Watch編集部 中林暁]