オリオスペック、リッピング/DLNAサーバーPC「Ritmo」

アルミ筐体でファンレス/静音設計


Ritmo利用イメージ

 オリオスペックは、リッピングソフトやDLNAサーバーを標準搭載し、音質にこだわった静音パソコン「Ritmo」を10月16日より発売する。価格は構成により異なるが、スタンダードモデルは199,500円(メモリ4GB)~。

 CDからの音楽リッピングや音楽配信サービスからのダウンロード、NAS(LAN HDD)など、ネットワークオーディオ用サーバーとしての性能にこだわったパソコン。同社では「Ripping Music Server」と命名している。OSはWindows 7 Home Premium 64bit。

 リッピングソフトに「dB PowerAMP Music COnverter R14」を、DLNA/UPnPサーバーに「TwonkyManager v2」をプリインストールし、必要な設定を行なった後出荷。すぐに、CDをリッピングしてミュージックサーバーとして利用できる。また、リモートデスクトップソフトの「Splashtop Streamer」をプリインストールし、簡単な追加設定だけで、リモートデスクトップ環境が利用可能。無線LAN環境があれば、iPadなどからPCの操作が行なえる。


Ritmo背面

 オーディオ機器的な筐体デザインで、素材にはアルミを採用。完全ファンレス化しており、静音性を高めている。外形寸法は295×270×100mm(幅×奥行き×高さ)。Windows 7搭載のパソコンとして利用可能で、HDMIやDVI出力でテレビやディスプレイに接続できる。

 CPUはIntel Core i5 2390T(2.7GHz)、メモリは4GB、起動ディスクは64GB SSDで、HDDは1TB(5,400rpm)。光学ドライブはスロットイン型のDVDマルチ。インターフェイスはHDMI×1、DVI×1、USB 3.0×2、USB 2.0×2、eSATA×1、Ethernet×1。電源は160WのACアダプタ。

Ritmo-SU

 また、Ritmoと同サイズの統一デザインとしたRAID対応の外部ストレージユニット「Ritmo-SU」も用意。3.5型HDD(別売)を4台内蔵可能で、RAID 0/1/5/10構成に対応。接続はeSATAもしくはUSB 3.0。筐体は一体成型の削りだしアルミ。価格は59,800円。


(2012年 10月 16日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]