ハーマン、JBLのエントリー向けイヤフォン/ヘッドフォン

カナル型のイヤフォン。左が「J33」、右が「J22」

ヘッドフォン。左が「J55」、右が「J88」

　ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのヘッドフォン/イヤフォンとして、価格を抑えつつ、幅広いユーザーに向けて展開するという「Jシリーズ」7製品を12月上旬より順次発売する。

　カナル型(耳栓型)のイヤフォンは「J33」と「J22」の2モデルで、それぞれにiPhone用マイク付きリモコンを備えた「J33i」と「J22i」も用意する。発売時期は12月上旬で、価格は全てオープンプライス。店頭予想価格は「J33」が6,000円前後、「J22」が4,500円前後、「J33i」が7,500円前後、「J22i」が6,000円前後。カラーはいずれのモデルにもホワイト(WHT)とブラック(BLK)を用意する。

　ヘッドフォンは「J88」と「J55」の2モデル。「J55」のみ、マイク付きリモコンを備えた「J55i」も用意。発売時期は「J55/J55i」が12月上旬、「J88」は2013年1月となる。価格はオープンで、店頭予想価格は「J88」が14,000円前後、「J55」が9,000円前後、「J55i」が11,000円前後。カラーはいずれのモデルにもブラック(BLK)、ホワイト(WHT)、WORの3色を用意する。

イヤフォン

　JシリーズはJBLヘッドフォン/イヤフォンのエントリーと位置付けられているシリーズ。「ピュア&ディープなライブサウンド」をテーマとしているほか、デザインにもこだわっており、JBLのロゴマークに使われているオレンジカラーもアクセントとして使われている。

　イヤフォンはいずれのモデルもダイナミック型で、フラットなエラストマーケーブルを採用。絡みにくく、断線を防ぐガイドも備えている。ケーブルの着脱はできない。イヤーピースはシリコン製の3サイズと、遮音性の高いComplyイヤーピースも同梱する。

上位モデルのJ33。ホワイトモデル。ケーブルの根元のデザインが特徴的

指でケーブルをたわませてみたところ

J22のブラックモデル。各部にオレンジカラーが使われている

型番にiがつくモデルはマイク付きリモコンを装備

　型番にiがつくモデルは、iPhone/iPad/iPodの基本操作ができる3ボタン式リモコンをケーブル途中に装備。マイクも内蔵しており、通話にも対応できる。

　J33/J33iの周波数特性は10Hz～24kHz、感度は101dB/mW、インピーダンスは32Ω。ケーブルを含まない重量は8g。ケーブルの長さは1.3m。入力はステレオミニ。J22/J22iの周波数特性は18Hz～20kHz、感度は100dB/mW、インピーダンスは32Ω。ケーブルを含まない重量は6g。ケーブルの長さは1.3m。入力はステレオミニ。

ヘッドフォン

　いずれも密閉型ハウジングのヘッドフォン。J88が大きめ、J55が小さめのサイズで、共通する特長として「DJ-pivot」機構を採用。ヘッドフォンを装着したまま、ハウジング部分のみを後方に回転できるもので、片耳モニターが気軽にできる。

上位モデルのJ88、ホワイトモデル

ハウジングは密閉型

WORカラーも用意する

アームの内側に角度が記載されている

ハウジングを回転できる

J55のブラックモデル

J55も「DJ-pivot」機構を採用

　また、ケーブルは着脱可能で、イヤフォンと同じく、絡みにくいフラット・エラストマーケーブルを採用している。

J88のケーブルを抜いたところ

J55も着脱可能

　ハウジングやヘッドバンドには、サンドブラスト・ステンレスを採用。イヤーパッドはレザータイプで、装着感にもこだわっている。

　型番にiがつくJ55iは、iPhone/iPad/iPodの基本操作ができる3ボタン式リモコンをケーブル途中に装備。マイクも内蔵しており、通話にも対応できる。

ハウジングの回転は、完全に内側まで回転させる事ができ、コンパクトな収納にも活用できる

J55のWORカラー

　J88の周波数特性は8Hz～24kHz、感度は103dB/mW、インピーダンスは32Ω。ケーブルを含まない重量は272g。ケーブルの長さは1.3m。入力はステレオミニ。J55/J55iの周波数特性は10Hz～24kHz、感度は102dB/mW、インピーダンスは40Ω。ケーブルを含まない重量は190g。ケーブルの長さは1.3m。入力はステレオミニ。