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ソニー、CineAlta 4Kカメラ「PMW-F55」などの仕様を変更
ファーム更新時期変更、SxSへのサイマル記録非搭載など
(2013/1/31 21:36)
ソニーは、2月1日に発売するCineAlta 4Kカメラの「PMW-F55」と「PMW-F5」の仕様を変更すると発表した。
今回の発表で、「スロー&クイックモーション機能」や「XAVC QFHD記録モード」に対応するファームアップ実施時期を変更することや、SxSメモリーカード/SxS PRO+へのサイマル記録(2枚のカードに1ファイルずつ記録)機能を非搭載とすることを明らかにした。
また、発売時に搭載予定だった「MPEG HD422 1280×720記録モード」をファームアップによる対応(12月末予定)へ変更。「2K RAW記録モード」のシステム周波数について、当初は23.98p、24p、25p、29.97p、50p、59.94pとしていたが、このうち50p/59.94pを非搭載とする。
「PMW-F55」と「PMW-F5」は4K解像度/スーパー35㎜サイズのCMOSセンサーを搭載するCineAlta 4Kカメラ。4KからHDまでの記録に対応できるソニーの新フォーマット「XAVC」に対応する。2月1日に発売され、価格は「PMW-F55」が2,887,500円、「PMW-F5」が1,732,500円。
変更後の記録モードの種類や、アップデート実施後の仕様は下表の通り。
RAW収録時 | XAVC収録時 | 収録フレーム周波数 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
4K | 2K | 4K | 2K | HD(新規) | ||
発売時 | - | - | - | - | 1~60fps | 23.98p、25p、29.97p |
2013年度 第2四半期(9月末) | - | 120/180/240fps(選択) | - | 120fps(固定) | 120fps(固定) | 23.98p、25p、29.97p |
12月末 | 1~60fps | 1~240fps | 1~60fps | 1~180fps | 1~180fps | 全周波数 |
発売時 | - | - | - | - | 1~60fps | 23.98p、25p、29.97p |
2013年度 第2四半期(9月末) | - | 120fps(固定) | - | 120fps(固定) | 120fps(固定) | 23.98p、25p、29.97p |
12月末 | 1~60fps | 1~120fps | - | 1~120fps | 1~120fps | 全周波数 |
※「スロー&クイックモーション」機能はファームアップにて段階的に対応予定(9月末および12月末リリース予定)