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エンティス、タブレットから操作できるメディアプレーヤー

CPUを強化した「PopcornHour A-400」。BD対応モデルも

PopcornHourA-400

 エンティスは、ネットワークメディアプレーヤーキットの新モデル「PopcornHour A-400」を3月上旬より発売する。直販価格は27,800円。

 また、Blu-ray Discドライブを装着できる「PopcornHour C-300」も3月中旬より発売。直販価格は39,800円。「PopcornHour C-200」の後継モデルで、CPUを強化したほか、前面パネルの液晶画面をカラー化している。

 さらに、C-300専用オプションのBDドライブ「BDR-300」も直販5,980円で発売。C-300とこのドライブをセットにして直販41,800円となるキャンペーンも実施する。

PopcornHourA-400

HDD着脱のドライブベイ部

 UPnPやWindows Media Connectに対応し、LAN内のパソコンやNAS(LAN HDD)などに保存した動画/音楽などを再生できるネットワークメディアプレーヤー。別売のシリアルATA HDDを装着することで、HDDメディアプレーヤーとしても利用できる。HDMI出力を備え、テレビなどへの1080p出力や3D再生に対応する。

 SigmaDesigns製のメディアプロセッサ「SMP8911」を搭載。シリーズ初のデュアルコアとなっており、コントラストやインターレースの補完など画像の補正処理を行なうVXPビデオプロセッサも内蔵。パワフルな処理性能を活かし、ビジュアルを多用したリッチユーザーインターフェイス「Networked Media Jukebox」を採用している。

 同じUIを採用するiOS/Android用アプリも提供。ネットワーク内のタブレット端末からA-400を操作できる。USB 3.0やeSATAの高速インターフェイスにも対応している。本体をNASとして利用することも可能。

 筐体はアルミ製で、SILVERSTONEがデザイン。放熱性能を高めており、ファンレスにより静粛性を向上させている。

 インターネット経由で動画配信サービスを直接利用できるほか、動画やオーディオ、ゲームなどインターネット経由のメディアサービスを楽しめるアプリ配信プラットフォーム「Apps Market」にも対応。YouTubeなどのサービスを、アプリからも利用できる。

背面

 再生対応ファイルは、動画がMPEG-1/2/4 Elementary(M1V/M2V/M4V)、MPEG-1/2 PS(M2P/MPG/DAT/VOB)、MPEG-2 TS(TS/TP/TRP/M2T/M2TS/MTS)、AVI、ASF、WMV、Matroska(MKV)、MOV(H.264)など。音楽はAAC、M4A、MP3、WAV、WMA、FLAC、OGGなど。静止画はJPEG、BMP、PNG、GIF。

 HDMI以外の出力は、コンポーネント、コンポジット、光/同軸デジタル音声、アナログ音声を備える。そのほか、SDカードスロット×1や、USB 2.0(ホスト)×2、USB 3.0(スレーブ)×1、eSATA×1、Ethernet×1を備える。

 外形寸法は約185×158×56mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.3kg。ACアダプタやHDMIケーブル、赤外線リモコンなどが付属する。

PopcornHour C-300

PopcornHour C-300

 同じくUPnPやWindows Media Connectに対応するネットワークメディアプレーヤーで、HDDのほか、Blu-ray Discドライブの内蔵にも対応する点が特徴。2.5インチのHDDシャドウベイと5.25インチベイを備え、3.5インチHDD用のマウントトレイも同梱する。なお、HDDやBDドライブは付属しない。

 従来モデルC-200からの変更点は、CPUの強化と、3.2型カラー液晶の採用。チップセットはSigmaDesigns製の「SMP8647」。HDMIやコンポーネント、S映像、コンポジット、光/同軸デジタル音声、アナログ音声の出力端子を備え、テレビなどに映像/音声を出力できる。外形寸法は約425×290×80mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.7kg。

(中林暁)