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e☆イヤホン、UEのカスタムIEM最上位を12月の「ポタフェス」で限定販売。購入者が音決め

Personal Reference Monitor

 イヤフォン/ヘッドフォン販売店のe☆イヤホンは、取り扱っているロジクール・Ultimate Earsのカスタムインイヤモニター最上位モデル「Personal Reference Monitor」の注文を、12月21日と22日に秋葉原で開催するイベント「ポタフェス」にて受け付ける。専用の機材を使って、購入者が音を決めてから注文するため、この機材が用意されるポタフェス会場での限定販売となる。会場での価格は218,000円。また、12月23日には、e☆イヤホンの大阪日本橋本店にも機材を用意し、受注を行なう。

 混雑緩和のため、注文には事前予約が必要。予約受付ページは、e☆イヤホンのポタフェス特設サイトからアクセスでき、ポタフェス会場/日本橋本店で注文する時間を指定する。音の調整時間も含め、1人30分までの制限時間が設けられる。

 ポタフェスは、12月21日(土)の11時~19時、22日(日)の11時~18時に秋葉原のベルサール秋葉原で開催。23日(月※祝日)の大阪日本橋本店での受付時間は13時~19時。代金は会場で支払い、1人1個までとなる。詳細はイベントのページを参照のこと。

Personal Reference Monitor

Personal Reference Monitorの音決めを行なう専用機材。写真は、米ロサンゼルス・アーバインのUE本社ラボ取材時に撮影したもの

 ユーザーの耳型(インプレッション)をとって作成を依頼するカスタムインイヤモニターの最上位モデルで、低域×2、中域×2、高域×1の5 BA(バランスド・アーマチュア)ユニットを内蔵した3ウェイ構成。

 最大の特徴は、音もカスタマイズできる事。左右それぞれの高域、中域、低域の量をダイヤルで調整できる専用機材があり、音を聴きながら注文者がダイヤルを操作し、ベストな音を探す。各帯域の音は数値化(基準値は50)され、その数値を元にオーダーしたイヤフォンが作られる。

 なお、オーダ時にはユーザーが持参したプレーヤーを使う事ができる。ポタフェスと大阪日本橋本店での音決め時にも、普段使っているプレーヤーを利用できるという。

 注文時にはユーザーの耳型が必要(UEに既にカスタム制作を依頼した事がある場合は、その耳型が保管されている)。また、ポタフェスの会場では当日耳型を採取する事も可能。費用は5,000円を予定している。

ポタフェスとは

 大阪日本橋と秋葉原に店を構える、イヤフォン/ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」のイベント。12月21日と22日に秋葉原のベルサール秋葉原で開催される。正式名称は「ポータブルオーディオフェスティバル」で、略称が「ポタフェス」となる。今回で第4回目。入場は無料。

 昨年10月に秋葉原で開催された第2回には、2日間で4,000人以上が来場。第4回では、フロアを2倍に拡張し、出店や体験機材も2倍以上に増やす予定で、「前回よりも格段にグレードアップした内容になる」という。

 会場にはイヤフォン/ヘッドホンなどのメーカーが出展。持参したプレーヤーなどを使い、試聴も可能。AKGやJBL、ゼンハイザー、Shure、STAX、ウルトラゾーン、Ultimate Earsなど、多数のブランドが出展予定。ORBがRCAケーブルの作成体験イベントを開催するなど、参加型イベントも予定されている。

(山崎健太郎)