ニュース

ケンウッド、ラウンド形状でBluetooth/CD/ラジオ一体型の「奏でるオブジェ」

「AP-300」のストーングレイ(H)

 JVCケンウッドは、ケンウッドブランドの新製品として、Bluetoothに対応し、ラジオやCDプレーヤー機能、スピーカーなどを一体化した小型オーディオシステム「AP-300」を2月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は36,000円前後。カラーはストーングレイ(H)、スチールシルバー(S)、グラファイトブラック(B)。

 Bluetoothレシーバ、USBプレーヤー、CDプレーヤー、AM/FMチューナ、スピーカー、アンプを一体化したシステム。「奏でるオブジェ」をコンセプトにしたデザインで、様々なコンテンツを手軽に楽しめ、インテリア性と高音質再生を両立した「デザイナーズオーディオ」として提案している。

「奏でるオブジェ」がコンセプト

 ラウンドデザインの本体形状は、不要な反射や共振を抑える役目を持つ。7.5cm径ユニット×2基のステレオスピーカーは、外向きに角度をつけて配置する事で、コンパクトながら広がりのある音場を実現するという。スピーカーは左右独立のボックス構造を採用している。最大出力は20W×2ch(8Ω)。

 Bluetooth Ver.3.0に準拠。プロファイルはA2DP、AVRCPに対応。コーデックはSBCとAACにも対応。ペアリング情報は9台まで登録できる。

 天面にスロットインタイプのCDプレーヤーを搭載。USBメモリなどを接続できるUSB端子も備え、USBマスストレージクラス対応の機器から音楽ファイルを再生可能。CD-R/RW、USB内のMP3/WMAファイルが再生可能。iPhone/iPodとデジタル接続・再生もでき、「AP-300」本体や付属リモコンから操作する事も可能。対応機器はiPod/iPhone 3G/3GS/4/4S/5/5c/5s、第1~5世代iPod touch、第2~7世代iPod nano。第1世代iPod touchはソフトウェアのバージョンが3.1.3以降のもの。

 さらに光デジタル入力、ステレオミニのアナログ音声入力も各1系統装備。ステレオミニのヘッドフォン出力も装備する。AM/FMラジオはAM 10局、FM 30局のプリセットに対応。

 低域を豊かに再生する「EX.BASS」、臨場感を高める「サラウンド」機能も利用可能。スリープタイマーやデイリータイマー、オートパワーセーブ機能も用意。消費電力は動作時で18W。待機時は1W以下。外形寸法は360×225×199mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.9kg。

(山崎健太郎)