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エプソン、眼鏡型HMD「MOVERIO」のアプリ開発者向けサイトを仮公開

MOVERIO Developer Siteのイメージ

 エプソンは4日、シースルーモバイルビューワー「MOVERIO BT-200」の、アプリ開発者向けサイト「MOVERIO Developer Site」を仮公開した。デベロッパーはサイト上でアプリ開発に必要なSDK(Software Development Kit)の入手や、制作した無償または有償アプリの登録が可能。登録されたアプリは審査を経て、4月以降にアプリのダウンロードサイト「Moverio App Market」で公開予定。ただし、有償アプリの登録は4月以降となる。

 「MOVERIO BT-200」は、4月24日発売予定のシースルータイプのメガネ型HMD。目の前の透過ディスプレイ上に映像を表示しながら、背景をそのまま見られることが特徴。OSにAndroid 4.0を採用し、アプリを追加することで機能を拡張できる。Google Playには非対応で、アプリは配信サイト「Moverio App Market」で提供。MOVERIO Developer Siteに登録されたアプリは、エプソンの審査を経て、同マーケットから配信される。

MOVERIO BT-200

 1月に行なわれた発表会では、配信アプリの第1弾として、地図アプリ「NETMAP STORE」(国際航業)や、楽天サービスの窓口となる「楽天ゲートウェイ」、電子書籍「kobo」、AR活用のシューティングゲーム「マイクロボットシューティング」(Quest-Com)、Yahoo!の会話型ボイスエージェントアプリ「Yahoo!音声アシスト」、「Yahoo!ブラウザ」などのアプリが紹介されていた。

(一條徹)