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ラックスマン、ベルトドライブ式/トーンアーム付属レコードプレーヤー「PD-171A」

PD-171A

 ラックスマンは、ベルトドライブ方式のレコードプレーヤー「PD-171A」を7月に発売する。価格は49万5,000円。カラーはシルバーヘアライン(トップパネル部分)。

 '11年発売の「PD-171」をブラッシュアップした後継モデル。'13年に発売した同製品のアームレスバージョン「PD-171AL」(41万4,750円)をベースに、カートリッジ交換可能なユニバーサル型トーンアームと、フォノケーブルやヘッドシェルもセットにした。同社のアナログプレーヤーはPD-171AとPD-171AL(アームレス)の2ラインナップとなる。

 PD-171から、モーターや駆動回路、軸受け部などをブラッシュアップ。高トルクモーターによるベルトドライブ方式を採用している。大出力オーディオアンプ構成の回路を使った新開発のACシンクロナスモーター駆動で、32bitマイコンを使ったクロック制御ジェネレーター回路も搭載する。また、正確な回転数調整に活用できるLED式の反射視型ストロボも装備。

 ユニバーサル型スタティックバランス・トーンアームを付属するほか、アームベース部を交換することで他のトーンアームにも付け替えられる。なお、カートリッジは別売。

 回転数は33 1/3rpm、45rpmの切り替え式で±5%の回転数調整が可能。ターンテーブルはアルミ削り出しで、重さは5kg。15mm厚のアルミ削り出し板をメインシャーシとし、主要部品はアンダースラング(吊り下げ)制振構造を採用。安定した回転を実現するため、ボールベアリング仕様の大口径ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)軸受けスピンドルを採用している。

 トップシャーシはアルミ製で、ウッドパネルと組み合わせたデザインを採用。電源ケーブル(JPA-10000)はACインレットで交換可能。照明を落としたリスニングルームでの操作を想定し、脱着式LEDスタイラスライトも付属。カムサポート式の4mm厚アクリル製ダストカバーも同梱する。

 消費電力は36W。外形寸法は492×407×140mm(幅×奥行き×高さ/高さはターンテーブル上面まで)。重量は25.4kg。

正面
背面

(中林暁)