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NuForceの新ブランド「NuPrime」。DSD対応USB DAC装備の薄型デジタルアンプ
(2014/8/6 15:02)
フューレンコーディネートは、米NuForceの新たなハイエンド製品ブランド「NuPrime」(ニュープライム)を発表。第1弾モデルとなるDSD対応USB DAC搭載プリメインアンプ「IDA-16」を8月18日に発売する。価格は26万円。カラーはブラックとシルバー(天板はブラック)の2種類。
最大出力200W×2ch(8Ω)で高さ5cmの薄型デジタルプリメインアンプに、DSD 5.6MHzやPCM 384kHzに対応したUSB DACも搭載。NuForce独自のアナログスイッチング電源「SMPS」技術なども備える。
入力はUSBと光/同軸デジタル、アナログ音声(RCA)を各1系統装備。DAC部にはESS製のDACチップ「ESS9018」や、TI/バーブラウンのオペアンプ「OPA2134」を搭載する。DSDはASIO 2.1とDoP(DSD over PCM)に対応し、5.6MHz/2.8MHzをサポートする。PCMは最大384kHz/24bitに対応し、光/同軸デジタル接続時は192kHz/24bitまで。バナナプラグ対応スピーカー出力に加え、光デジタル/アナログ音声出力も備える。Windows用のドライバソフトを用意。Mac利用時は標準ドライバで動作する。
NuForce独自のアナログスイッチング電源「SMPS」を搭載。必要に応じて、電源とCMA(Cross-Matrix Array)コンデンサからアンプ出力段へ電流が届けられる。電源の600kHzスイッチングにより。瞬間的なピークに応じて変動し、トランジェントを高めている。周波数特性は10Hz~80kHz、THD+N(高調波歪み+ノイズ)は0.004%以下。
シングル抵抗だけを信号経路のボリューム設定で置き換える薄膜スイッチング抵抗技術を採用。ボリューム調整は0.5dBステップで99段階。各入力のボリュームを個別に調整できる。
本体はアルミニウム製でヘアライン/アルマイト仕上げ。外形寸法は430×381×50mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7.5kg。電源ケーブルやリモコンが付属する。