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50型以上の薄型テレビで、4Kの金額構成比が5割超え。GfK調査

 ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(GfK)は12日、家電量販店における4K対応テレビの販売動向を発表。50型以上の薄型テレビにおける4K対応テレビの販売金額構成比が、2014年11月第2週に初めて50%を突破したという。

4Kテレビ 販売数量・金額構成比推移
(C) GfK 2014
テレビ購入意向者 4Kテレビ認知 (n=460)
(C) GfK 2014

 4K対応テレビの販売モデル数は、'13年の13モデルから、'14年11月時点で45モデルと3.5倍に増加。テレビ全体に占める4K対応テレビの割合も伸び、'14年11月第2週(11月3日~9日)には、薄型テレビ全体における4K対応テレビの販売金額構成比は24%、台数構成比は6%となった。50型以上に限れば、販売金額構成比は51%となり、初めて50%を突破。台数構成比は34%となった。

 また、同社が7月にインターネット上で行なった消費者調査では、1年以内にテレビを購入予定と答えた16歳~69歳の男女460人の内、4K対応テレビを認知している割合は92%となった。4K対応テレビのイメージについては、「画素数が非常に多い」という回答が68%、「フルハイビジョンよりも映像が精細」が62%となっており、「多くの消費者が4Kテレビの利点をよく理解している」という。

 また、4K対応テレビを認知している消費者の内、4K対応テレビの購入を検討しているのは43%と半数近くとなり、特に20代以上では61%という結果になった。

(一條徹)