AK240/120II/100IIファームアップ。ヘッドフォン「AKT5p」向けイコライザ追加や機能改善

　アユートは1日、iriverのハイレゾオーディオプレーヤー第2世代シリーズ「AK240」、「AK120II」、「AK100II」3機種のファームウェアをアップデート。AKシリーズ向けにチューニングした独beyerdynamicのヘッドフォン「AKT5p」向けのイコライザが追加されるほか、不具合修正も行なわれる。モデルによって、アップデート内容は異なる。

「秋のヘッドフォン祭 2014」で展示された「AK240」と「AKT5p」

AK240/AK240 BLUENOTE EDITION

　ファームウェアは1.17にアップデートされる。AKT5p用イコライザが追加されるほか、言語設定にフランス語を追加。フランス国内のみで利用できるが、Qubuzアプリも追加される。

　また、DSDファイル再生時に、時々音量が最大になる問題も修正される。

左からAK100II、AK120II、AK240

AK100II/AK120II

　どちらのモデルも、ファームは1.10にアップデートされる。「AKT5p」向けイコライザの追加のほか、Bluetooth経由でスマートフォンの着信音を通知する機能、再生リストの再生順序変更機能などが追加される。

　【機能拡張】

• AKT5P専用イコライザの追加
• Qubuzアプリ追加(フランス国内のみ対応)
• ロシア語/ドイツ語/フランス語の言語追加
• 再生リストの再生順序変更機能追加
• Bluetooth経由でスマートフォンの着信音通知の追加
• MQS NASサポート機能追加
• ローマ字入力キーパッドの追加
• プレイリストから別のプレイリストへの追加、再生リストからプレイリストへの追加機能を追加
• MP3再生時、CBR/VBRの表示追加
• フォルダ名が長い場合、2行表示する機能を追加

　【改善内容】

• Wi-Fi接続の安定化(MQS サーバー接続時)
• CMYKのアルバムアート画像の読み込み速度の改善
• アルバムアート表示改善
• 特殊記号が含まれている場合のリピート/フォルダ再生中の再生順序の問題を修正
• MQSストリーミング検索時の問題を修正