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バッファローのNAS「LS411DX」がLAN内コンテンツ一括表示「デジタルラック機能」対応

 バッファローは1日、外出先からの録画番組リモート視聴機能も備えたNAS「リンクステーション マイボックス LS411DXシリーズ」の新ファームウェアを公開。LAN内にある他のNASやレコーダなどのコンテンツを、LS411DXシリーズが一括表示できる「デジタルラック機能」(VDMS機能)を追加した。

リンクステーション マイボックス LS411DXシリーズ

 バージョンは205.0.14。アプリの「DiXiM Play SE」を使い、スマートフォンやタブレットでLS411DXにアクセスした際に、テレビのHDDやレコーダのHDD、他のNASやPCに保存したコンテンツも、一括して表示できる。最大10台の機器のコンテンツ情報を集約可能。

 アプリから、LS411DX以外に保存されているコンテンツを選択しても、そのままスマホやタブレットで再生できる。

「デジタルラック機能」(VDMS機能)のイメージ

 収集したコンテンツ情報はDiXiM Play SEに一時的に保持できる。「ホームワープ機能」と呼ばれるもので、外出先からアクセスする際でも、キャッシュした情報を用いてコンテンツを探してから、実際に自宅にアクセスする事で、素早くコンテンツを見つけて再生できるという。

 AVCHDトランスコード機能も追加。LS411DXに保存したAVCHD形式の動画を、トランスコードしながら配信し、DiXiM Play SEから再生できるようになった。

 さらに、外出先からスマホでLS411DXにアクセスし、設定を行なう「リモート設定機能」を追加。レコーダで録画した番組を、LS411DXにダビングするという操作も外出先から行なえる。

 アップロード機能も追加。MyBox設定を使い、スマホやタブレット、PCのデータを取り込むことができるようになり、リモートアクセス機能と併用することで、外出先で撮った写真や動画をLS411DXにアップロードできる。

(山崎健太郎)