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43型で約11万円、LGの4KエントリーTV「43UF6900」。49型も

 LGエレクトロニクス・ジャパンは、4Kテレビのエントリーモデル「UF6900」シリーズを8月7日に発売する。49型の「49UF6900」と、43型の「43UF6900」をラインナップ。価格はどちらもオープンプライスで、店頭予想価格は49型が138,880円前後、43型が108,880円前後。

LG 4Kテレビのエントリー「UF6900」シリーズ

 どちらのモデルも解像度は3,840×2,160ドット。独自開発のIPS 4Kパネルを採用し、178度の広視野角でどの角度からも鮮明な4K映像が楽しめるという。バックライトはエッジ型のLEDを採用している。

 映像エンジン「True 4K Engine」とIPS液晶の組み合わせで、速い動きの映像でもブレを低減。HD映像などを4Kまでの画素にアップスケーリングして表示する機能も備えている。なお、3D表示は対応しない。

 USB HDDを接続する事で、HDDへの録画も可能。チューナは地上/BS/110度CSデジタルを各2系統装備し、裏番組録画にも対応できる。

 webOS 2.0を採用しており、ホーム画面の「スマートホーム」から様々な機能が利用可能。画面右側に、インストールしたアプリを一覧表示できる「マイアプリ」、左側には楽しんだコンテンツ履歴を表示する「ヒストリー画面」を表示。コンテンツを途切れることなく、なめらかに切り替える感覚で利用できる。

 よく見るチャンネルをランチャー上に登録する「お気に入りチャンネル」、モードやセッティングを簡単に変更できる「クイック設定」、見ているテレビ画面はそのままに外部機器の表示を呼び出せる「インプットアシスタント」、放送中の他の番組や録画番組を確認できる「ライブメニュー」なども備えている。

 ハイブリッドキャストもサポート。付属のマジックリモコンは、上下左右に動かす事で、画面を直接指差すような感覚で、目当てのコンテンツをポイント&クリックして操作できる。

 スピーカーは5W×2ch。「ウルトラサラウンド」回路も搭載する。テレビの筐体にはメタル素材を採用した。

 入力端子はHDMI×2、コンポーネント/コンポジット×1などを装備。出力は光デジタル音声×1、ヘッドフォン出力×1など。Ethernet端子を備えるほか、無線LAN機能も内蔵している。

 消費電力は49型が110W(待機時0.3W)、43型が90W(同0.3W)。年間消費電力量は49型が115kWh/年、43型が85kWh/年。スタンドを含めた外形寸法と重量は、49型が110.3×19.8×69.8cm(幅×奥行き×高さ)で、14.7kg。43型が97.1×19.8×62.4cm(同)で、11kg。

(山崎健太郎)