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米国でストリーミング音楽配信が初めてダウンロードを上回り最大市場に。RIAA調査
(2016/3/24 13:23)
ストリーミング配信は、ダウンロードを抜いて全体の1/3に
'15年の音楽市場は前年比0.9%増の70億ドルに伸長。ストリーミング配信(有料/無料含む)は過去最高となる29%の伸長で約24億ドルとなった。これにより、音楽全体の売上構成比の34.3%を占め、デジタルダウンロード(34%)を初めて超えた。なお、CDなどの物理メディアは28.8%。
TIDALやApple Musicなどのサービス開始を受け、有料の定額ストリーミング売上額は52%増加となる12億ドルに成長した。ストリーミング配信における売上の割合は、有料が12億1,900万ドル、Pandoraやインターネットラジオ型の「SoundExchange」が8億300万ドル、Spotify無料版など広告付き配信が3億8,500万ドル。
RIAAは'15年の音楽市場について、「ストリーミング、ダウンロード、物理メディアの3つが、近年で最もバランス良く分かれた」としている。デジタル配信のプラットフォームが売上の多数を占めるようになった一方、市場全体としては小幅な成長に留まり、今後もストリーミングへの大きなシフトは続くとの見方を示している。